特許
J-GLOBAL ID:200903040762241606

インクジェット式印字ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山中 郁生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084924
公開番号(公開出願番号):特開平8-252915
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 座屈変形部を有するキャビティを振動板に形成すると共に、振動板、ノズル板と圧電素子との間における熱膨張率の差をなくすことにより、より鮮明な印刷ができると共に、信頼性と吐出性能の安定性が向上したインクジェット式印字ヘッドを提供すること。【構成】 振動板20に2段の段差状の座屈変形部21C、22C、23Cを有するキャビティ21、22、23を形成することにより、圧電素子11、12、13の変位に起因して、キャビティ21、22、23の側面を内側に向かって変形させることができる。従って、キャビティ22の閉塞面21A、22A、23Aの変位に伴う容積の減少量に対し、2〜3倍の容積の減少量が得ることができるので、高電圧を印加することなく、キャビティ21、22、23の容積の減少量を大きくすることが可能である。
請求項(抜粋):
剛性部材に固着された圧電素子と、一端が圧電素子の端面に接合される閉塞面に形成されるとともに他端が閉塞面よりも大きな面積を有する開放面に形成され、閉塞面と開放面との間に座屈変形部を有するキャビティが設けられた振動板と、前記キャビティの開放面に連通しインク吐出孔を有するノズルが形成され、開放面側から前記振動板に接合されるノズル板とを備え、前記キャビティ及びノズルにはインクが充填され、そのインクは、前記圧電素子が駆動された際にキャビティの座屈変形部が変形してキャビティの容積が変化されることに基づいて、ノズルのインク吐出孔から吐出されることを特徴とするインクジェット式印字ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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