特許
J-GLOBAL ID:200903040770223692

ファラデー効果光ファイバを用いた電流計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031987
公開番号(公開出願番号):特開平10-227814
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 測定精度の低下をなくす。簡単な回路構成で交流のみならず直流,サージ波などの高周波電流を計測できるようにする。【解決手段】 検出部40と計測部60との間にフィードバック部50を設ける。フィードバック部50はフィードバックコイル51,光学レンズ52,53,偏波面保存光ファイバ54,ファラデー素子55をその構成要素とする。母線1に装着されたファラデー効果光ファイバ41のファイバ路を通過して戻ってくる偏波光Pout を検光子62で偏波方向成分pおよびsに分けて電気信号V1,V2を得る。演算回路65にて、(V1-V2)/(V1+V2)なる演算処理を行い、V1-V2=0となるように、ドライバ回路66を介してフィードバックコイル51に電流iを流す。この電流iから母線1に流れる電流Iを測定する。
請求項(抜粋):
被測定通電部位に装着されるファラデー効果光ファイバと、このファラデー効果光ファイバに偏波光を入射する偏波光入射手段と、前記ファラデー効果光ファイバに入射され前記被測定通電部位に装着されたファイバ路を通過して戻ってくる偏波光を2つの直交する偏波方向成分sおよびpに分ける偏波光分解手段と、この偏波光分解手段によって2方向に分けられたs波成分およびp波成分の光強度を第1および第2の電気信号に変換する信号変換手段と、この信号変換手段からの第1および第2の電気信号をV1およびV2として所定の演算処理を行う演算処理手段と、この演算処理手段での演算処理結果に基づいて前記偏波光分解手段に入射される偏波光の回転角が零となるようにフィードバックコイルへの電流量を調整する回転角調整手段と、この調整手段による調整量に基づいて前記被測定通電部位を流れる電流を測定する電流測定手段とを備えたことを特徴とするファラデー効果光ファイバを用いた電流計測装置。
IPC (4件):
G01R 15/24 ,  G01R 19/00 ,  G01R 31/08 ,  G01R 33/032
FI (4件):
G01R 15/07 B ,  G01R 19/00 V ,  G01R 31/08 ,  G01R 33/032

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