特許
J-GLOBAL ID:200903040770776438

周波数オフセツト補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201687
公開番号(公開出願番号):特開平5-048665
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル角度変調された受信変調波と復調器の基準発信源とに周波数オフセットが存在するときに簡便な方法でオフセットを補正する。【構成】 ディジタル受信入力波101を位相復調する非同期型直交検波器110、および位相-角度変換器111からなる復調器11から一定時間間隔ごとに出力される位相角情報102を用いて、位相平面上でN逓倍117したのち、1シンボルタイミング遅延させた位相角情報と現在の位相角情報との差分118をとり、N分の一(119)し平均化120して角度補正113により周波数オフセットによる位相回転を補正し、正しくデータ判定114を行うことで、一定時間間隔ごとに位相平面上のN等分等角度間隔に位置するようなディジタル変調波を復調する場合にこの性質を利用すると位相平面上で1シンボル又は1ビットごとの位相角をN逓倍することにより、これらの点は1点に縮退する。よって周波数オフセットによる位相角オフセットが存在すればそのオフセット量もその1点からの角度の1/Nで推定可能である。
請求項(抜粋):
ディジタル角度変調された受信入力信号からシンボル間隔で位相角度情報として取り出されたデータを入力とし、前記位相角度情報を位相平面上でN逓倍する手段と、前記N逓倍された角度情報を1シンボルタイミング遅延させる手段と、前記遅延された角度情報と遅延させる前の角度情報との差分を検出する手段と、前記検出された差分をN分の一する手段と、前記N分の一された差分をある区間にわたって平均化する手段と、前記平均化された差分情報を用いて前記角度情報を修正する手段とを備える周波数オフセット補正方法。

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