特許
J-GLOBAL ID:200903040771677760

車両用電動式伸縮形アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199969
公開番号(公開出願番号):特開平6-045818
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】アンテナ素子が障害物に触れて損傷を来す恐れが少く、構成簡単・製作容易でアンテナ素子の安定取付けが可能で、部品の互換性に富み、長尺単一細径ロッドアンテナ素子を狭小車体空間内へ適確に収納でき、上記アンテナ素子を電動機構で自動伸縮動作させ得る車両用電動式伸縮形アンテナを提供する事。【構成】アンテナ取付け基体10の筒状支持部12に対しアンテナ素子保持筒20を車体外部側から着脱自在に挿着し、保持筒20の素子挿通孔に単一細径ロッドアンテナ素子40を接触導通素子30と摺接させて挿通し、保持筒20の基端部側へ導出されたアンテナ素子基端部位を素子案内用チューブ50で所定方向へ案内し、アンテナ素子40と結合されたラック付き可撓性ロープ60を電動機構70で移送操作することにより、アンテナ素子40を伸縮動作させる。アンテナ素子40は超弾性部材にて形成され、保持筒20は複数の分割筒体からなる事が好ましい。
請求項(抜粋):
車体壁のアンテナ取付け孔に対して取付け可能な如く設けられ、車体壁への取付け状態において車体壁内外を連通する如く形成された筒状支持部およびアンテナ給電部を有するアンテナ取付け基体と、このアンテナ取付け基体における前記筒状支持部に対し、この筒状支持部の車体壁外突出端側から着脱自在に挿着可能な如く設けられ、中心部にアンテナ素子挿通用の素子挿通孔を有するアンテナ素子保持筒と、このアンテナ素子保持筒の素子挿通孔内に一部が弾性接触部として突出し、他部が前記アンテナ給電部と導通可能な如く設けられた接触導通素子と、この接触導通素子の接触部と外周面が摺接する状態で前記アンテナ素子保持筒の素子挿通孔に摺動自在に挿通される単一の細径ロッドアンテナ素子と、このアンテナ素子における前記アンテナ素子保持筒の基端部側へ導出された基端部位を所定方向へ案内する如く、前記アンテナ取付け基体の基端部と車体内部の所定個所との間に所定態様で湾曲させて敷設される素子案内用チューブと、この素子案内用チューブで案内される前記アンテナ素子の基端部に一端部が結合されたアンテナ素子摺動操作用のラック付き可撓性ロープと、このラック付き可撓性ロープの他端部位のラック部に噛合するロープ移送用ピニオンを含み、前記素子案内用チューブの基端開口部近傍で上記ロープの移送を行なうことにより、前記アンテナ素子を前記アンテナ素子保持筒の先端部側へ押し出したり基端部側へ引き込んだりして伸縮動作させる電動機構と、を具備したことを特徴とする車両用電動式伸縮形アンテナ。
IPC (4件):
H01Q 1/32 ,  H01Q 1/10 ,  H01Q 1/14 ,  H01Q 1/22

前のページに戻る