特許
J-GLOBAL ID:200903040776110954

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-128173
公開番号(公開出願番号):特開平5-296329
出願日: 1992年04月20日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 伝達トルクの異なる複数の変速段で締結される摩擦要素について、制御の複雑化や精度の低下を招くことなく、いずれの変速段においても、伝達トルクに対応したトルク容量が確保されるようにする。【構成】 副変速機30に備えられて、後退速と、前進の1,3速でのエンジンブレーキ時にトルクを伝達する減速ブレーキ34に、受圧面積の大きな第1油圧室341と受圧面積の小さな第2油圧室342とを設け、後退速では、マニュアルバルブ43からライン53により上記第1油圧室341にライン圧を直接供給すると共に、前進の1,3速では、リニアソレノイドバルブ103及びコントロールバルブ102を用いて伝達トルクに応じてライン圧を調整し、これを上記第2油圧室342に供給するように構成する。
請求項(抜粋):
伝達トルクが異なる複数の変速段で締結される摩擦要素を有する自動変速機の制御装置であって、上記摩擦要素を締結させる締結圧が導入される油圧室として、受圧面積の大きな第1油圧室と、受圧面積の小さな第2油圧室とが設けられていると共に、該摩擦要素に対する締結圧の給排を制御する油圧回路に、伝達トルクが大きい方の変速段で、マニュアルバルブから上記第1油圧室にライン圧を直接供給する油路が設けられていることを特徴とする自動変速機の制御装置。

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