特許
J-GLOBAL ID:200903040776731630

仮想計算機のアドレス変換装置及びアドレス変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-165357
公開番号(公開出願番号):特開平5-012126
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】TLBの使用効率を向上させ、仮想計算機の性能低下を抑える。【構成】MPフィールド設定回路6は、プリフィクス変換回路5-1によって求められた絶対アドレスと仮想プロセッサプリフィクスレジスタ4-1,4-2の内容とを比較する。比較結果により、アドレス変換バッファ(TLB)7のMPフィールドに、仮想プロセッサ間で共通な領域に対するエントリであるか否かを示す値を格納する。TLB7のMPフィールドとマルチプロセッサレジスタ2の内容、及びTLB7のVPフィールドと仮想プロセッサレジスタ3の内容は比較器8及び9で比較される。比較器8の比較結果が一致、あるいは比較器8の比較結果が不一致で比較器9の比較結果が一致の時、TLB7のAAフィールドを絶対アドレスレジスタ12に入力する。
請求項(抜粋):
仮想計算機の論理アドレスを保持する手段と、仮想計算機の論理アドレスを実計算機の絶対アドレスに変換する変換対を保持するアドレス変換バッファ(TLB)と、仮想計算機の実アドレスを仮想計算機の絶対アドレスに変換するプリフィクス変換手段と、仮想計算機の論理アドレスを仮想計算機の実アドレスに変換するアドレス変換手段と、主記憶装置を参照する絶対アドレスを保持する手段とを有するアドレス変換装置において、仮想計算機が複数台の仮想プロセッサからなるマルチプロセッサ構成で、各仮想計算機を識別しさらに仮想プロセッサ間で共通な領域に対するエントリであるか否かを示す値を格納するマルチプロセッサフィールドと、マルチプロセッサを構成する各仮想プロセッサを識別する値を格納する仮想プロセッサフィールドとを前記TLBに追加し、各仮想プロセッサのプリフィクス値を保持する手段と、該保持手段によって保持されたプリフィクス値と前記プリフィクス変換手段によって求められた絶対アドレスとを比較する手段と、該比較手段の比較結果によって前記マルチプロセッサフィールドに各仮想計算機を識別しさらに仮想プロセッサ間で共通な領域に対するエントリであるか否かを示す値を設定する手段とを備えることを特徴とする仮想計算機のアドレス変換装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-229334

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