特許
J-GLOBAL ID:200903040795378011

向流掃過蒸気透過方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236828
公開番号(公開出願番号):特開平8-168655
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【課題】 蒸気状混合物を膜の供給側に供給することにより、蒸気状混合物中から水蒸気を除去する方法において、高真空を必要とせずに平均透過流量を増大し、供給流の温度を充分高く維持する。【解決手段】 蒸気状混合物を膜の供給側に向けて供給し;凝縮性蒸気の掃過流を、該凝縮性蒸気の掃過流の流れが前記蒸気状混合物の流れと実質的に向流して、前記蒸気状混合物中の水蒸気の少なくとも一部分を前記膜の供給側から前記膜の透過側に移送して、凝縮性蒸気と水蒸気とを一緒にした未凝縮透過側混合物を形成するように、前記膜の透過側に通し、前記一緒にした透過側混合物を除去する。
請求項(抜粋):
水蒸気および少なくとも1種の非水蒸気を含有する蒸気状混合供給物質から水蒸気を除去するための向流掃過蒸気透過方法において、(a) 供給側及び透過側を有し、かつ前記水蒸気に対しては前記非水蒸気に対するより大きな透過性を有する膜を設ける工程;(b) 前記蒸気状混合供給物質を前記膜の前記供給側に向けて供給すると共に、前記蒸気状混合供給物質を飽和に近いが凝縮しない状態に維持する工程;(c) 凝縮性蒸気の掃過流を、該掃過流の流れが前記蒸気状混合供給物質の流れと実質的に向流して、前記蒸気状混合供給物質中の水蒸気の少なくとも一部分を前記膜の供給側から前記膜の透過側に移送して、前記凝縮性蒸気と前記水蒸気とを一緒にした未凝縮透過側混合物を形成するように、前記膜の前記透過側に通す工程;および(d) 前記一緒にした透過側混合物を除去する工程を含み、前記蒸気状混合供給物質中の前記水蒸気の分圧を、前記透過側における前記水蒸気の分圧より大きくすることを特徴とする向流掃過蒸気透過方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-503773
  • 特表平4-503773

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