特許
J-GLOBAL ID:200903040796937561
非対称なNMRエコー取得とともに短いパルスシーケンスを使用する高分解能イメージング装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107147
公開番号(公開出願番号):特開平5-192308
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】スキャン時間を増大したり画像分解能を低下させることなく、再構成画像のSN比を改善する。【構成】NMRシステムで、スキャンの間に一連のスピンエコー信号を取得し、これらのスピンエコー信号を使用して画像を再構成する。エコーピークに対して非対称にデータ取得窓を配置することによりスピンエコー信号が部分的に取得される。画像再構成の間にホモダイン再構成を用いて、欠けたデータを書き入れる。
請求項(抜粋):
分極磁界を発生する手段、分極磁界を受けているスピンに横磁化を生じさせるRF励起磁界を発生する励起手段、横磁化により生じるNMR信号を検知する受信器手段、受信器手段が検知したNMR信号を受けるように接続されたデータ取得手段であって、制御信号に応答してデータ取得窓の間に一連のNMR信号サンプルを取得してディジタル化するデータ取得手段、第一の磁界勾配を発生して、第一の座標軸に沿ったスピン位置を示す第一の位相成分をNMR信号に与える第一の勾配手段、第二の磁界勾配を発生して、第二の座標軸に沿ったスピン位置を示す第二の位相成分をNMR信号に与える第二の勾配手段、励起手段と第一および第二の勾配手段とデータ取得手段とに結合されて、一連のパルスシーケンスから成るスキャンを行わせるように動作するパルス制御手段であって、上記の一連のパルスシーケンスでは第二の磁界勾配を一連の離散値に順次変えて、対応する一連のNMRスピンエコー信号を発生させ、各NMRスピンエコー信号が発生されている間に第一の磁界勾配を発生させ、またNMRスピンエコー信号のピークに対して非対称にデータ取得窓をそろえる制御信号をデータ取得手段に対して発生することにより各NMRスピンエコー信号を取得してNMRデータセットを形成させるパルス制御手段、NMRデータアレーの対応する行の一部として上記の取得されたNMRデータセットの各NMRスピンエコー信号を記憶し、(a)NMRデータアレーの各行の残りの部分に0を入れ、(b)NMRデータアレーの各行のホモダイン補正フーリエ変換を行うことによりハイブリッド空間NMRデータアレーを作成し、(c)ハイブリッド空間NMRデータアレーの各列についてフーリエ変換を行うことにより実空間NMRデータアレーを作成し、(d)実空間NMRデータアレーから画像アレーを作成することにより画像を再構成するプロセッサ手段を含むことを特徴とするNMR装置。
IPC (2件):
FI (3件):
A61B 5/05 312
, A61B 5/05 376
, G01N 24/08 Y
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