特許
J-GLOBAL ID:200903040799029739

鋼板の四周疵防止熱間圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264215
公開番号(公開出願番号):特開平11-104717
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 厚鋼板の熱間圧延において、被圧延材の端面ダブルバルジ形状のオーバーラップ部が成品幅内に食い込むことによる四周疵の発生を解消し、しかも圧延途中において容易かつ迅速に対応可能で、制御圧延材等の仕上げ温度指定材にも適用可能とする。【解決手段】 粗圧延機のローラテーブルの両側方にレーザー距離計等の端面形状測定器1を設置し、幅出し圧延パス途中において、90°転回されたスラブS2 の長手方向Lに平行な端面の形状を測定し、測定結果を演算処理して端面バルジ形状およびオーバーラップ量を認識し、ダブルバルジ形状であった場合には、幅出し圧延完了時に成品幅の採取が可能か否かを判定し、成品幅採取不能と判定した場合には、幅出し圧延パススケジュールの再計算を行い、これに基づいて残りの幅出し圧延を実施し、被圧延材の幅を拡大して成品幅を確保し、オーバーラップ部が成品幅内に入らないようにする。
請求項(抜粋):
圧延パススケジュールに基づいて、鋼板の熱間圧延の幅出し圧延工程における幅出し圧延途中パスにおいて、被圧延材の長手方向に平行な端面の形状を測定し、この測定結果から端面のバルジ形状およびオーバーラップ量を認識し、該幅出し圧延パススケジュールに従って幅出し圧延を完了した段階でタブルバルジ形状のオーバーラップ部が成品幅内に食い込むと予測された場合、ダブルバルジ形状のオーバーラップ部が成品幅内に食い込むことのないように幅出し圧延パススケジュールの再計算を行い、これに基づいて残りの幅出し圧延を行うことを特徴とする鋼板の四周疵防止熱間圧延方法。
IPC (3件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBJ ,  B21B 1/38
FI (3件):
B21B 37/00 113 C ,  B21B 1/38 B ,  B21B 37/00 BBJ
引用特許:
審査官引用 (3件)

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