特許
J-GLOBAL ID:200903040806225409

十字穴付きねじ用ドライバビット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-148862
公開番号(公開出願番号):特開2001-328074
出願日: 2000年05月19日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】【課題】ねじの係合溝にねじ締め駆動時において作用位置がずれることなく駆動力を確実に伝達するドライバビットの提供。【解決手段】ねじ2の係合穴20に係合可能な羽根部10を形成し、羽根部10を構成する羽根13の間に接続溝14を形成し、羽根13の外周傾斜面の先端部に切り欠き16を設け、羽根13の形成端縁17を接続溝14に沿い僅か軸方向に入った位置に設定した十字穴付きねじ用ドライバビットであるので、ねじ締め駆動時においてドライバビットの先端が僅かでも駆動穴から浮き上がることがなく、駆動力の正確且つ安定した伝達が可能になる。また、羽根部がねじの係合溝の係合壁に当接するまで僅か隙間があり、空転することになっても、羽根の切り欠きにより、ドライバビットがねじの係合穴の係合溝と突状平面とが形成する交叉線上に乗り上げることがない。
請求項(抜粋):
十字形状の係合溝(23)を有する係合穴(20)を形成した頭部(3)とこの頭部と一体でねじ山が形成された脚部とからなるねじ(2)の前記係合穴に係合してねじ締め駆動力を伝達するドライバビットにおいて、ねじの係合穴に係合可能な断面十字形状の羽根部(10)を形成し、この羽根部を構成する羽根(13)の間にこれら羽根を接続する接続溝(14)を形成し、この羽根の稜線となる外周傾斜面の先端部に前記接続溝を残して僅か削除した切り欠き(16)を設け、羽根の形成端縁(17)を接続溝に沿い円錐端(12)から僅か軸方向に入った位置に設定したことを特徴とする十字穴付きねじ用ドライバビット。

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