特許
J-GLOBAL ID:200903040822298211

トルク伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-274168
公開番号(公開出願番号):特開平6-280940
出願日: 1986年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関クランク軸に結合される第1の慣性体と変速機入力軸に結合される第2の慣性体とに分割されているフライホイールを有する内燃機関のトルク変動を補償する装置を有するトルク伝達装置における両慣性体間に設けられる転がり軸受部の摩擦クラッチ操作に基づく熱負荷を軽減して軸受部の耐用寿命を延長する。【構成】 変速機入力軸側の第2の慣性体中に、それもクラッチディスクフェーシングと協働する摩擦面4aと軸受部との間に、所定の形状の冷却空気通路を形成しかつ軸受部と第2の慣性体との間に断熱部を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転衝撃、殊にトルク変動を吸収若しくは補償する装置を有するトルク伝達装置であって、転がり軸受部を介して互いに同軸的に配置されかつダンパ装置の作用に抗して互いに回動可能である少なくとも2つの慣性体を有しており、該2つの慣性体の一方の第1の慣性体が内燃機関に結合され、他方の第2の慣性体が摩擦クラッチを介して変速機の入力部分に結合され、かつ上記第2の慣性体がクラッチディスクと協働する摩擦面を有しており、かつ半径方向で上記摩擦面(4a)と転がり軸受部(15)との間の範囲における上記第2の慣性体中に、クラッチ室から流入して上記第2の慣性体の内燃機関側において上記両慣性体の間に形成されている外側へ向かって開いている中間室を通って流れる冷却空気流のための透し孔(45)の入口開口が設けられており、かつ転がり軸受部(15)と第2の慣性体(4)との間に断熱部が設けられていることを特徴とする、トルク伝達装置。
IPC (2件):
F16F 15/30 ,  F16F 15/12

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