特許
J-GLOBAL ID:200903040822355401

耳率が低く成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146717
公開番号(公開出願番号):特開平5-317914
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【構成】 Mg:0.5〜2.0%Mn:0.5〜1.8%Fe:0.1〜0.7%、Ti:0.005〜0.20%、B:0.0001〜0.05%を含み、Si:0.05〜0.5%Cu:0.05〜0.5%Cr:0.05〜0.3%Zn:0.1〜0.5%の一種以上を含むアルミニウム合金鋳塊を、560〜620°Cで均熱し、熱間圧延を行い、30%以上の圧延率で冷間圧延し、250〜280°Cで30分以上保持する焼鈍を行い、5〜30%の圧延率で冷間圧延し、1°C/s以上の加熱・冷却速度で400〜600°Cの到達温度、かつ400〜600°Cの時間を10分以内とする焼鈍をし、40%以上の圧延率で冷間圧延する【効果】 耳率が低く成形性に優れ、DI缶胴材等の深絞り成形を施す用途に最適なアルミニウム合金板が提供できる。
請求項(抜粋):
Mg:0.5〜2.0%(重量%、以下同じ)、Mn:0.5〜1.8%、Fe:0.1〜0.7%、組織微細化・安定化のためTi:0.005〜0.20%を単独であるいはB:0.0001〜0.05%とともに含有し、さらに、Si:0.05〜0.5%、Cu:0.05〜0.5%、Cr:0.05〜0.3%、Zn:0.1〜0.5%の一種または二種以上を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を、常法に従って560〜620°Cで均熱し、その後熱間圧延を行い、その後30%以上の圧延率で冷間圧延を施し、次いで250〜280°Cで30分以上保持する焼鈍を行い、その後5〜30%の圧延率で冷間圧延を施し、次いで1°C/s以上の加熱・冷却速度で400〜600°Cの到達温度で、かつ400〜600°Cの温度範囲に晒される時間を10分以内とする再結晶焼鈍を行い、その後40%以上の圧延率の冷間圧延を施すことを特徴とする、耳率が低く成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法。
IPC (3件):
B21B 3/00 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/04

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