特許
J-GLOBAL ID:200903040831987283

精密基板容器のドアラッチ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324875
公開番号(公開出願番号):特開平11-159218
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 ドア部品の薄肉化が期待でき、精密基板を汚染する粒子の発生するおそれがなく、ケースを均一にシールできる精密基板容器のドアラッチ機構を提供する。【解決手段】 カバーケース1、ドア5、及びラッチ機構14を備え、カバーケース1のリム部2に複数の係止凹部4を設け、ドア5の周面に複数のウインド9を設ける。また、ラッチ機構14を、外部操作可能な回転プレート15と、回転プレート15に連結棒18を介し連結され、回転プレート15の施錠回転時に係止凹部4に係止爪19を嵌入し、回転プレート15の解錠回転時には係止爪19を解除する複数のラッチプレート16と、各ラッチプレート16を貫通するリンク17とから構成する。そして、ラッチプレート16の裏面に揺動誘起突起22を設け、リンク17の折曲部をドア5の表面側に軸支させ、リンク17の両自由端部をスライドプレートの裏面にローラ23・23Aを介し接触可能とし、かつ揺動誘起突起22とローラ23Aとを接触可能とする。
請求項(抜粋):
精密基板収納用のケースと、このケースの開口面を覆うドアと、このドアに取り付けられたラッチ機構とを含んでなる精密基板容器のドアラッチ機構であって、上記ケースの開口周縁部に係止凹部を設け、上記ドアに中空部を設けるとともに、該ドアの周面には該中空部に連なるウインドを設け、上記ラッチ機構は、該ドアの表面側に外部操作可能に取り付けられた回転プレートと、該ドアの中空部に内蔵されて該回転プレートに連結部材を介して連結され、該回転プレートの施錠回転時に上記係止凹部に係止爪を上記ウインドを介し嵌め入れ、該回転プレートの解錠回転時には該係止凹部から該係止爪を解除するスライドプレートと、このスライドプレートを貫通する断面ほぼV字状の押圧部材とを含み、該スライドプレートの裏面に回転誘起部材を設け、該押圧部材の折曲部付近を上記ドアの表面側に回転可能に取り付け、該押圧部材の両自由端部を上記スライドプレートの裏面に接触可能とするとともに、上記回転誘起部材と該押圧部材の一自由端部とを接触可能としたことを特徴とする精密基板容器のドアラッチ機構。
IPC (5件):
E05C 9/06 ,  B65D 85/86 ,  E05C 1/16 ,  E05C 9/04 ,  H01L 21/68
FI (5件):
E05C 9/06 ,  E05C 1/16 C ,  E05C 9/04 ,  H01L 21/68 T ,  B65D 85/38 R

前のページに戻る