特許

J-GLOBAL ID：200903040833298256

固体高分子型燃料電池用セパレータ部材及びその製造方法

発明者： 稲田 一郎 ,  佐藤 弥
出願人/特許権者： 東海カーボン株式会社
代理人 (1件)： 福田 保夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-043035
公開番号（公開出願番号）：特開2000-243409
出願日： 1999年02月22日
公開日（公表日）： 2000年09月08日
要約：

【要約】【課題】 電池起動時や停止時及び通常稼働時、更に電池スタックの組み立て時などにおけるセパレータ部材の破損や欠損を抑止して、燃料ガスまたは酸化剤ガスのガスリークの問題を解消し、電池性能の安定維持、向上を可能とする固体高分子型燃料電池用セパレータ部材及び製造方法を提供する。【解決手段】 炭素粉末40〜90重量%と熱硬化性樹脂60〜10重量%からなり、室温における曲げ強度 30MPa以上、室温から100 °Cにおける曲げ強度低下率が30%以下、更に、反りが0.5mm 以下、ショア硬度が100 以下、曲げ弾性率が 20GPa以下、厚さ精度が±0.05mm以内の炭素-樹脂硬化成形体から形成されたセパレータ部材。その製造方法は炭素粉末と熱硬化性樹脂を所定の量比で混合し、粉砕、篩分けして40メッシュ以下の粉砕粒を金型に装填し、予圧したのち金型を開放してガスを排出除去した後、室温から 280°C、20〜400MPaで熱圧成形し、離型後、表面平滑な平板で挟持して150 〜280 °Cの温度で 5分間以上加熱して加熱硬化処理を行う。

請求項（抜粋）：

炭素粉末40〜90重量%と熱硬化性樹脂60〜10重量%の組成からなり、室温における曲げ強度が30MPa以上で、かつ室温から100°Cにおける曲げ強度低下率が30%以下、の特性を備える炭素-樹脂硬化成形体から形成されたことを特徴とする固体高分子型燃料電池用セパレータ部材。

IPC (6件)：

H01M 8/02 ,  B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  H01M 8/10 ,  B29K101:10 ,  B29L 31:34

FI (4件)：

H01M 8/02 B ,  B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  H01M 8/10

Fターム (33件)：

4F202AA36 ,  4F202AH81 ,  4F202AM32 ,  4F202CA27 ,  4F202CB01 ,  4F202CM12 ,  4F202CN01 ,  4F202CP07 ,  4F203AA36 ,  4F203AH81 ,  4F203AM32 ,  4F203DA12 ,  4F203DB01 ,  4F203DC01 ,  4F203DK07 ,  4F203DM04 ,  4F203DN10 ,  4F203DW06 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB01 ,  5H026BB02 ,  5H026BB06 ,  5H026BB08 ,  5H026BB10 ,  5H026EE05 ,  5H026EE18 ,  5H026HH00 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09 ,  5H026HH10

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-042021   出願人：ニチアス株式会社