特許
J-GLOBAL ID:200903040833343707

石炭火力発電プラントのボイラ燃焼排ガス処理法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172757
公開番号(公開出願番号):特開平8-033826
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 微粒石灰石をボイラ火炉内に供給して行う火炉内脱硫と煙道内で水を噴霧して行う煙道内脱硫を組み合わせた脱硫方式をより効率的に運用すること。【構成】 ボイラ1の火炉内に脱硫剤4を噴霧する領域は第一脱硫反応器としての機能を有し、水スクラバー2は第二脱硫反応器として機能する。水スクラバー2にはタンク8から石炭灰とCaSO4、未反応CaO、CaCO3を含むスラリを噴霧して、排ガス24の脱硫反応と集塵機能を両立させることにより、従来プロセスで必要であった電気集塵器を省略し、高い脱硫性能と集塵機能を持たせるようにした。さらに水スクラバー2への補給水には海水も使用できるようにした。海水を補給水として使用していると水スクラバー2で塩素化合物が濃縮してくるが、タンク8から抜き出すスラリ中の固形物と共に回収し、石炭灰硬化物20として塩素化合物を取り込むことができる。
請求項(抜粋):
微粒石灰石をボイラ火炉内に噴霧し、ボイラから排出する燃焼排ガスの一部を冷却した後に水スクラバーに導入し、該水スクラバー内で燃焼排ガスに液溜めタンクから循環供給される水スラリを噴霧して脱硫と脱塵を同時に行い、水スラリは液溜めタンクに回収し、該水スクラバー出口の処理ガスにボイラからの高温燃焼排ガスの一部を混合した後に煙突から大気に放出するようにしたことを特徴とする石炭火力発電プラントのボイラ燃焼排ガス処理法。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/77
FI (3件):
B01D 53/34 124 Z ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 125 K

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