特許
J-GLOBAL ID:200903040838035474

免震装置設置階における階段構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-313312
公開番号(公開出願番号):特開平11-148250
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 地震発生時に十分な避難動線を確保でき、階段部分を人が通過する時の安全性を十分なものとできる免震装置設置階における階段構造を提供する。【解決手段】 既存建物の中間階に位置する柱3に免震装置4を配置するとともに、該免震装置4の設置位置と同一レベルの線上に沿って、壁2に免震スリット2aを形成することで、建物を上階と下階とに切離し、前記免震装置4によって支持するようにした建物において、免震装置設置階の階段室1に配置される階段18の各段板24,26を、前記免震スリット2aによって上下分割される壁2面側と固定側との二枚で構成し、かつ両者の自由端部が互いに階段18の幅方向に沿って相対移動可能に重ね合せた構造とし、さらに階段18の下端が、踊場12床面に対し昇降方向に相対移動可能に設置した。
請求項(抜粋):
既存建物の中間階に位置する柱に免震装置を配置するとともに、該免震装置の設置位置と同一レベルの線上に沿って、壁に免震スリットを形成することで、建物を上階と下階とに切離し、前記免震装置によって支持するようにした建物において、前記免震装置設置階の階段室に配置される階段の各段板を、前記免震スリットによって上下に分割される壁面側と側桁の階段室中央側との二枚で構成し、かつ両者の自由端部が互いに階段の幅方向に沿って相対移動可能に重ね合せた構造とし、さらに壁面側の側桁の上端及び下端、ならびに、階段室中央側の側桁の上端または下端の少なくとも一方が、踊場床面に対し幅方向に相対移動可能に設置されていることを特徴とする免震装置設置階における階段構造。
IPC (3件):
E04H 9/02 351 ,  E04H 9/02 321 ,  E04F 11/02
FI (3件):
E04H 9/02 351 ,  E04H 9/02 321 Z ,  E04F 11/02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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