特許
J-GLOBAL ID:200903040848025493

金型のスプルー部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076187
公開番号(公開出願番号):特開平9-262871
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 金型に注入された湯をライナーにスムーズに導き、良質な製品を型成形することが可能なスプルー部構造を提供する。【解決手段】 金型10において射出成形機のノズル40と結合する部分には、概円錐台状の空間に形成されたスプルー12が備えられ、その先細りとなった側が外部に開口する湯口13となり、その反対の底面側は奥壁21にて塞がれている。奥壁21には、湯口13と対面するように凹部14が備えられ、湯とともに噴出されるプラグPを収容できるようになっている。スプルー12の上方側内壁には、上記奥壁13側のライナー15の開口を備えている。また、スプルー12の下方側内壁には、奥壁21から突出する突状部材22を重ねてあり、それが下方側内壁から凹部14の開口両側にかけて上方側に傾斜するガイド面23を形成するとともに、凹部15の開口と下方側内壁とを連続させている。
請求項(抜粋):
金型の湯道の構造であって、射出成形機のノズルと結合し、このノズルから金型内に湯を注入する湯口と、上記湯口より内部に空洞状に形成されたスプルーと、上記スプルーの奥壁の手前から分岐して上記スプルーから湯をキャビティ側へ流し出すライナーとを備え、上記スプルーの内壁面のうち上記ライナーとは反対側から上記ライナーの入口部にかけて湯を緩やかに案内するガイド面が形成されていることを特徴とする金型のスプルー部構造。

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