特許
J-GLOBAL ID:200903040858666225

ロータリーベーン式舵取機のシール方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060231
公開番号(公開出願番号):特開平11-255197
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 ロータリーベーン式舵取機のケーシング端面内面とロータ端面間に介挿されるリング状シール材の損傷を無くし、このリング状シール材のシール信頼性を高めることを課題とする。【解決手段】 ロータリーベーン式舵取機において、ケーシング端面1A内面とロータ3端面3Aとの間をシールするリング状シール材12が、前記ロータ端面3Aの縁3Bの円周より小さい径のリング状基体12Aであって、固定セグメント4に対応する外周位置に径方向突出部12Bを一体に有した形状とされ、前記固定セグメント4とロータ3との間をシールする縦シール材9が前記リング状シール材12の突出部12Bに圧接され、前記ケーシング端面3A内面と前記ベーン5端面との間をシールする横シール材13が前記リング状シール材12の外径に接する位置まで前記ベーン5基部からロータ3内径方向へ延長され、前記リング状シール材12に圧接されてなる。
請求項(抜粋):
両端面を密閉した円筒状のケーシング内に円筒状のロータを同軸に軸支し、前記ケーシング内面とロータ外面との空間を、前記ケーシング内面から突出し前記ロータ外面に接する複数の固定セグメントと前記ロータ外面から突出し前記ケーシング内面に接する復数のベーンとにより周方向に区分して複数のオイルチャンバーを形成し、このオイルチャンバーの油圧を制御してロータに軸回りの回転トルクを生じさせるようにしたロータリーベーン式舵取り機において、前記ケーシング端面内面と前記ロータ端面との間をシールするリング状シール材が、前記ロータ端面の縁の円周より小さい径のリング状基体であって、前記固定セグメントに対応する外周位置に径方向突出部を一体に有した形状とされ、前記固定セグメントとロータとの間をシールする縦シール材が前記リング状シール材に圧接され、前記ケーシング端面内面と前記ベーン端面との間をシールする横シール材が前記リング状シール材の外径に接する位置まで前記ベーン基部からロータ内径方向へ延長されて前記リング状シール材に圧接されてなるロータリーベーン式舵取機のシール方式。
IPC (3件):
B63H 25/30 ,  F16J 15/18 ,  F15B 15/12
FI (3件):
B63H 25/30 A ,  F16J 15/18 C ,  F15B 15/12 G

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