特許
J-GLOBAL ID:200903040879060238

電子制御装置及びその設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-337641
公開番号(公開出願番号):特開2002-149446
出願日: 2000年11月06日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 マイコンのイニシャルルーチン又はメインルーチンでのプログラム暴走による制御対象へのダメージを、特別なハードウエアを追加せずに防止する。【解決手段】 負荷への通電を制御するための制御信号を出力するマイコンと、該マイコンからウォッチドッグクリア信号が出力されない継続時間が所定の異常判定時間に達したことを検知するとマイコンをリセットする異常監視回路とを備えた電子制御装置において、マイコンがリセット解除後に1回実行するイニシャルルーチンでは、上記制御信号の出力レベルを設定するための出力操作命令が当該ルーチンの最後尾(S130)にだけ配置されている。また、イニシャルルーチンには、当該ルーチンの実行所要時間を故意に延長して、該イニシャルルーチンの後に実行されるメインルーチンで繰り返し暴走が発生した場合のマイコンの不定出力時間率を下げるために、遅延ルーチン(S120)が設けられている。
請求項(抜粋):
リセットが解除されてから最初に実行されるイニシャルルーチンと、該イニシャルルーチンの後に繰り返し実行されるメインルーチンとを構成要素としたプログラムに従い動作して、電気負荷への通電及び非通電を制御するための制御信号を出力すると共に、所定時間以内毎に正常動作信号を出力するマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータからの前記正常動作信号を監視して、該正常動作信号が出力されない継続時間が前記所定時間よりも長く設定された異常判定時間に達したことを検知する毎に、前記マイクロコンピュータにリセットをかける異常監視手段と、を備えた電子制御装置において、前記イニシャルルーチンを構成する各命令のうち、前記制御信号の出力レベルを設定するための出力操作命令は、該イニシャルルーチンの最後尾にだけ配置されていること、を特徴とする電子制御装置。
IPC (2件):
G06F 11/30 310 ,  F02D 45/00 372
FI (2件):
G06F 11/30 310 B ,  F02D 45/00 372 G
Fターム (10件):
3G084DA27 ,  3G084DA31 ,  3G084EB02 ,  3G084EB22 ,  5B042GA13 ,  5B042GB08 ,  5B042JJ13 ,  5B042JJ21 ,  5B042KK02 ,  5B042MC30

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