特許

J-GLOBAL ID：200903040879743874

構造部材の自己修復機構

発明者： 柿沢 忠弘 ,  大野 定俊 ,  斉藤 俊夫 ,  小川 孝寿
出願人/特許権者： 株式会社竹中工務店
代理人 (1件)： 中島 淳 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-247954
公開番号（公開出願番号）：特開平10-088738
出願日： 1996年09月19日
公開日（公表日）： 1998年04月07日
要約：

【要約】【課題】 最適な態様で形状記憶合金材を活用して、形状記憶合金材が冷却しても、導入したプレストレスを維持できる構造部材の自己修復機構を得る。【解決手段】 外力を受けて変形する梁部材10の変形域に鋼材18が配置されている。この鋼材18には、加熱によって伸張する形状記憶合金ばね34によりプレストレスが導入され、外力によって変形した梁部材10を強制的に最適な状態に戻す。プレストレスが鋼材18へ導入された後、加熱を停止すると、形状記憶合金ばね34が収縮するが、第1楔体28が鋼材18を挟持して梁部材10に固定する。このように、一旦プレストレスが導入されると、形状記憶合金ばね34の回復力に依存しない構造となっているので、形状記憶合金ばね34への熱供給を停止しても、鋼材18に導入したプレストレスが維持される。

請求項（抜粋）：

構造部材に配設され導入されるプレストレスによって前記構造部材の変形を制御する変形制御部材と、加熱されることにより前記変形制御部材にプレストレスを導入する形状記憶合金ばねと、プレストレスが導入された状態で前記変形制御部材を固定する固定手段と、を有することを特徴とする構造部材の自己修復機構。

IPC (6件)：

E04C 5/08 ,  E04C 5/12 ,  E04G 21/12 104 ,  G01B 7/16 ,  G01B 21/32 ,  G12B 1/00

FI (6件)：

E04C 5/08 ,  E04C 5/12 ,  E04G 21/12 104 C ,  G01B 21/32 ,  G12B 1/00 S ,  G01B 7/18 J

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭62-244970
  
• 特開昭63-247441
  
• 特開平1-116162