特許
J-GLOBAL ID:200903040892590815

部分結晶性ポリカーボネート粉末の分離法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356344
公開番号(公開出願番号):特開平9-194583
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 部分結晶性ポリカーボネート粉末の分離法。【解決手段】 本発明は、ポリカーボネート溶液の有機溶媒を、随時水蒸気を導入して熱交換器で或いは水蒸気を導入して保持管(3)で蒸発させ、そして濃縮された溶液、溶媒蒸気及び随時水のペースト混合物を分離器で分離する、該部分結晶性ポリカーボネート粉末又はオリゴカーボネート粉末をその溶液から分離する方法に関する。本方法では、溶媒蒸気を分離器から下流の熱交換器で凝縮させる。熱交換器壁を通して間接的に熱を供給して溶媒を熱交換器で蒸発させ、そしてポリカーボネート又はオリゴカーボネート溶液を上流の熱交換器で予熱し又は水蒸気を導入し或いはその両方により蒸発を促進させる。
請求項(抜粋):
芳香族ポリカーボネート又はオリゴカーボネート濃度が3-30重量%のポリカーボネート又はオリゴカーボネート溶液を、熱交換器(2)で或いは水蒸気(10)との混合後に保持管(3)で或いは水蒸気との混合後に熱交換器(3)で濃縮して、5-80重量%の濃ペースト濃度においてポリカーボネート又はオリゴカーボネートに対して1.00-1.40の溶液粘度ηrelで特徴づけられる分子量を有するポリカーボネート又はオリゴカーボネートの濃ペースト、並びにポリカーボネート又はオリゴカーボネート溶液の溶媒と随時使用した水の重量比が7:1-1000:1である随時凝縮した水を得、そして続いて1分-2時間の間結晶化器(4)に保持して結晶性粉末に転化する、該ポリカーボネート又はオリゴカーボネートの溶液からポリカーボネート粉末又はオリゴカーボネート粉末を分離する方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-226541
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-226541

前のページに戻る