特許
J-GLOBAL ID:200903040893001996

蓄熱槽装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227851
公開番号(公開出願番号):特開平10-054681
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱効率を飛躍的に改善することができるとともに、特に夏冬双方の季節に応じて冷温水をそれぞれ最良の効率で蓄熱することができるものを提供する。【解決手段】 冬期の夜間等では、上部に設けた連通口では槽内の水温より高い温度の水が流入するときには流入速度を遅くする手段と、下部に設けた連通口では槽1C内の水温より高い温度の水が流入するときには流入速度を速くする手段と、冬期の夜間などにはヒートポンプ20で加温された水を上部側から取り込むために上部側に取込口e2 を設けた蓄熱槽1Eを温水専用槽とするとともに、夏期の夜間等には冷却られた水を下部側から取り込むために下部側に取込口a2 を設けた蓄熱槽1Aを冷水専用槽とするように配管路40内の水の通過方向を適宜切り換える切換手段60とを備えた。
請求項(抜粋):
隣同士を上部又は下部の交互位置に設けた連通路により連結した複数の蓄熱槽と、前記蓄熱槽に蓄えた水を夜間等に冷却若しくは加温するヒートポンプ等の冷却用及び加温用装置と、前記冷却用及び加温用装置によって前記蓄熱槽内の冷却若しくは加温させた水を室内等に送り出し冷房若しくは暖房を行うファンコイルユニット等の冷暖房手段とを備えた蓄熱槽装置において、上部側連通路では槽内水温より高温の水が流入するときは流入速度を遅くするとともに低温の水が流入するときには流入速度を速くする手段と、下部側連通路では槽内水温より高温の水が流入するときは流入速度を速くするとともに低温の水が流入するときには流入速度を遅くする手段と、冬期の夜間等に前記加温用装置から送り込まれる温水を取り込む取込口を設けるとともに冬期の昼間等にその温水を暖房に使用するために前記冷暖房手段側へ送り出す取出口を設け、夏期の昼間等に前記冷暖房手段で冷房に使用後の温まった残温水が送り込まれる送込口を設けるとともに夏期の夜間等に前記冷却用装置に向けて残熱水を送出させる送出口を設け、前記蓄熱槽のうち一方側端部のものを暖水専用槽として使用し、かつ、夏期の夜間等に前記冷却用装置から送り込まれる冷水を取り込む取込口を設けるとともに夏期の昼間等にその冷水を冷房に使用するために前記冷暖房手段側へ送り出す取出口を設け、冬期の昼間等に前記冷暖房手段で暖房に使用後の冷めた残冷水が送込まれる送込口を設けるとともに冬期の夜間等に前記加温用装置に向けて残冷水を送出させる送出口を設け、前記蓄熱槽のうち他方側端部に設けたものを冷水専用槽として使用するための温冷水の流路の切換手段とを備えたことを特徴とする蓄熱槽装置。
IPC (2件):
F28D 20/00 ,  F24F 5/00 102
FI (2件):
F28D 20/00 B ,  F24F 5/00 102 Z

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