特許
J-GLOBAL ID:200903040896316475

居眠り状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055634
公開番号(公開出願番号):特開平10-236181
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 眼の位置を確実に検出し居眠り状態を安定して検出する。【解決手段】 TVカメラで撮影された顔の入力画像について、顔の縦方向の画素列の濃度のピークから第1のポイントを抽出し、隣接する画素列の第1のポイントをつなげて顔の横方向に伸びる曲線群を抽出する。この曲線群のなかから顔における眼と眉など他の部分との一般的な位置関係の特徴を利用して、眼を表わす曲線を識別して眼の位置を検出する。次いで眼の位置を含む所定領域を設定し、その中で第1のポイントと同様に眼の位置を示す第2のポイントを抽出するとともに、その前後(上下)に濃度の高まりの境界点間隔を基に眼の開度を検出しその開閉状態の変化から覚醒度を判定する。第1および第2のポイントの抽出は、濃度の微分値が負から正に反転する濃度ピークAを特定しその前後の最小、最大微分値B、Cが所定値を越える条件を満足するかの判定によって行なう。
請求項(抜粋):
顔の画像データを処理して居眠り状態を検出する居眠り状態検出装置において、顔画像を入力する画像入力手段と、顔の縦方向の画素列に沿って画素の濃度を検出する濃度検出手段と、前記画素列に沿う濃度の片方向のピークの、その前後の濃度微分値が所定値を越える画素を特定して第1のポイントを抽出する第1のポイント抽出手段と、隣接する画素列の画素列方向に近接した前記第1のポイントを連結して顔の横方向に伸びる曲線群を抽出する曲線群の抽出手段と、前記曲線群から眼の曲線を特定して眼の位置を検出する眼の位置検出手段と、眼を含む所定領域内で縦方向の画素列に沿う濃度の片方向のピークの、その前後の濃度微分値が所定値を越える画素を特定して第2のポイントを抽出する第2のポイント抽出手段と、隣接する画素列の画素列方向に近接した第2のポイントの有無による顔の横方向への連続性を判定する連続性判定手段と、連続した第2のポイントの抽出データを基に眼の開度を検出する眼の開度検出手段と、前記眼の開度に基づき眼の開閉状態の変化から覚醒度を判定することを特徴とする居眠り状態検出装置。
IPC (2件):
B60K 28/06 ,  B63B 43/18
FI (2件):
B60K 28/06 A ,  B63B 43/18

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