特許
J-GLOBAL ID:200903040904863502

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-031986
公開番号(公開出願番号):特開平5-231511
出願日: 1992年02月19日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 イナーシャフェーズの開始当初において計測した入力軸回転速度変化率が目標値に達するまでの目標到達時間に基づき各種運転条件に応じた締結油圧補正を行うことにより、自動変速機において変速ショックの無い滑らかな変速を実現する。【構成】 入出力軸1,2間に遊星歯車組3、4を有する自動変速機において、変速制御用コンピュータ(ATCU)8に、センサ5〜7、9、10からエンジン回転Ne 、入力軸回転Nt 、出力軸回転No 、エンジンのスロットル開度TVO 、変速機油温Tatを入力する。ATCU8は、所定の制御プログラムを実行して、制御対象の摩擦要素(1→2変速時はバンドブレーキB/B)の締結油圧を各種運転条件に基づく学習値によって補正する。
請求項(抜粋):
複数の摩擦要素の締結・解放切換えにより変速を行う自動変速機において、変速時の入力軸回転速度変化率相当値を計測する入力軸回転速度変化率計測手段と、前記入力軸回転速度変化率相当値が目標値に達するまでに要する目標到達時間を計測する目標到達時間計測手段と、車両の各種運転条件に基づき最適時間を設定する最適時間設定手段と、前記目標到達時間と前記最適時間との比較に基づき当該摩擦要素の締結油圧の補正量を決定する油圧補正量決定手段と、該補正量に基づき当該摩擦要素の変速時の締結油圧指令値を決定する油圧指令値決定手段とを設けて成ることを特徴とする、自動変速機の変速制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-272070
  • 特開平2-266157
  • 特開昭62-167961

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