特許
J-GLOBAL ID:200903040905172511

L-アスパラギン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327072
公開番号(公開出願番号):特開平9-163994
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 マレイン酸およびアンモニアを系内で効率的に循環使用しバランスの製造プロセスとなり得る新規なフロ-を提供する。【解決手段】 酵素処理により得られたL-アスパラギン酸アンモニウムを脱アンモニア処理しモノアンモニウム塩とした後、マレイン酸を用いて酸析し、加えて、脱アンモニア処理から排出されるアンモニアを水で吸収し、反応原料として用いる。
請求項(抜粋):
マレイン酸アンモニウム水溶液を原料とし、異性化反応及びアンモニアの存在下でのアスパルターゼ又はアスパルターゼを産出する微生物による酵素処理によりL-アスパラギン酸アンモニウム水溶液を得、次いで、得られた水溶液を酸析し、アスパラギン酸結晶を析出させ、これを分離回収するL-アスパラギン酸の製法において、(1)酵素処理後のL-アスパラギン酸アンモニウム水溶液を蒸留することにより、脱アンモニアし、L-アスパラギン酸アンモニウムの実質的全てをモノアンモニウム塩とすること、(2)前記酸析の酸析剤として、マレイン酸及び/又は無水マレイン酸を使用すること、(3)酸析後のマレイン酸モノアンモニウムを含有する母液を前記原料として使用すること、(4)前記蒸留工程で塔頂より留出するアンモニア含有ガスを水で吸収し、得られるアンモニア水溶液を前記酵素処理工程又は異性化反応工程に供給すること、を特徴とするL-アスパラギン酸の製法。
IPC (3件):
C12P 13/20 ,  C07C227/42 ,  C07C229/24
FI (3件):
C12P 13/20 ,  C07C227/42 ,  C07C229/24

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