特許
J-GLOBAL ID:200903040915898600

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-236364
公開番号(公開出願番号):特開平7-091996
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 超音波振動子を流体に接することのできない既設配管内流体又は高温、高圧、腐蝕性流体、汚染を嫌う純水、等の配管の流量を測定する超音波流量計に関するもので、温度補正機能を備えて正確な流量に補正する。【構成】 配管2内には流体4が流れており、超音波振動子(NO.1)3a,(NO.2)3bが軸対称に配置され、更に第3の振動子(NO.3)3cが設けられている。振動子3a,3b間では超音波伝播時間T1 (上流からの時間)、T2 (下流からの時間)が測定され、3c,3b間では配管2の材質中の伝播時間T3 が測定される。演算装置6はT1 -T2 を基に流体4の流速Vを求め、この流速Vより流量を算出するが、一方T3 を基に配管2の材質中の超音波の速度を求めこれより配管材の温度を算出する。この温度を流体の温度とみなして流量を補正するので温度変化による流量測定値が補正され、測定精度が向上する。
請求項(抜粋):
流体の流れる配管の表面に同配管の軸と対称に1対の送受信用の超音波振動子を取付けて、演算装置で前記超音波振動子間の超音波伝播時間とあらかじめ定められた物理量とで前記配管中の流速を求め、同流速から前記配管中の流体の流量を演算する超音波流動計において、前記配管の表面に第3の超音波振動子を設けてなり、前記演算装置は前記第3の超音波振動子と前記1対の超音波振動子との間で測定した前記配管の材料中の超音波伝播時間を基に同配管の温度を求めて同温度により前記演算で求められる配管中の流体流量を補正することを特徴とする超音波流量計。

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