特許
J-GLOBAL ID:200903040917064340

内燃機関のピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-147476
公開番号(公開出願番号):特開平5-340472
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 ピストンの剛性強度を低下させずにスカート部の潤滑摺動特性を向上させる。【構成】 ピストン本体20は、アルミ合金製で、そのスカート部21の外周壁には周方向全周にわたって溝22が形成されている。2つの摺動部材23、24は、略半円筒状で、周方向両端部の形状を幅方向の略中央部で段差23a、24aをもたせた形状とし、かつ、中央部を挟んで周方向に突出する側23b、24bには半円筒の中心方向に向って突出する係止部25が設けられている。2つの摺動部材23、24を段差相互に所定の隙間(垂直隙間A及び水平隙間B)を有して係合させると共に、係止部25をピストン本体20に形成されたピストンピン挿通孔26に挿入係止させて段差間の隙間と係止部25の径方向に向かう面とによって潤滑油をピストンピン挿通孔26方向に導く通路を形成するように、2つの摺動部材23、24をピストンスカート部21の溝22に装着する。
請求項(抜粋):
ピストンスカート部の外周壁に周方向全周にわたって溝を形成した金属製のピストン本体と、耐熱樹脂製の略半円筒状をなし、周方向両端部の形状を幅方向の略中央部で段差をもたせた形状とし、かつ、前記中央部を挟んで周方向に突出する側には半円筒の中心方向に向って突出する係止部を設けた2つの摺動部材とを備え、前記2つの摺動部材を前記段差相互に所定の隙間を有して前記ピストンスカート部の溝に装着させ、かつ、前記係止部を前記ピストン本体に形成されたピストンピン挿通孔に挿入係止させると共に、前記段差間の隙間と係止部の径方向に向かう面とによって潤滑油をピストンピン挿通孔方向に導く通路を形成したことを特徴とする内燃機関のピストン。
IPC (3件):
F16J 1/08 ,  F02F 3/00 ,  F02F 3/00 302

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