特許
J-GLOBAL ID:200903040919680897
剪断安定性を有する潤滑組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-501620
公開番号(公開出願番号):特表平10-501835
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】本発明は、剪断安定性を有する潤滑組成物、特にガソリン及びディーゼルエンジンのクランクケース潤滑用のマルチグレードオイルに関する。マルチグレードクランクケースオイルには、官能基を有する油溶性高分子炭化水素主鎖を含む無灰分散剤を配合し、該炭化水素主鎖は、500〜7000のMnを有するエチレンα-オレフィン(EAO)コポリマー又はα-オレフィンホモ-又はコポリマーから誘導される。該マルチグレードクランクケースオイルは、より良好な燃料経済性及びより良好な低温始動性を提供できる。更に経済的なマルチグレードクランクケースオイルに、広範囲のポリマーの使用の可能性をもって、更に比較的剪断安定性の低いVMをブレンドして経済性を向上させてもよい。ターボチャージャー付きエンジン及びレース用エンジン等の高性能が要求される最も要求の高い用途の場合には、極めて良好なオイル剪断安定性を有するオイルをブレンドして、オイルの機械的劣化を低減してもよい。
請求項(抜粋):
SAE J300粘度グレードについての最小高温粘度より上で、初期の(未剪断の)kV100°Cが1.5mm2/s以下であり、カート-オーバーン試験により測定したオイル剪断安定性が15%未満であるマルチグレードクランクケース潤滑オイルであって、 a)ベースストック、 b)潤滑オイル添加剤の清浄剤防止剤パッケージであって、該パッケージは、Mnが7000より大きいポリマーから誘導された添加剤が実質的に存在しない場合には、潤滑オイルの初期kV100°Cの4.5mm2/s以上の寄与をし、官能基を有する油溶性高分子炭化水素主鎖を含む無灰分散剤を含有し、該炭化水素主鎖が、500〜7000のMnを有するエチレンα-オレフィン(EAO)コポリマー又はα-オレフィンホモ-又はコポリマーから誘導される、前記パッケージ、及び c)20,000より大きいMnを有する1種以上のポリマー添加剤を含む粘度改良剤 を含む、前記オイル。
IPC (7件):
C10M171/04
, C10M157/00
, C10M171/02
, C10N 20:02
, C10N 30:02
, C10N 30:04
, C10N 40:25
FI (3件):
C10M171/04
, C10M157/00
, C10M171/02
前のページに戻る