特許
J-GLOBAL ID:200903040920013144

音声制御音響変調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160724
公開番号(公開出願番号):特開平7-077979
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 電子楽器等の音響発生装置から発生される音を、特徴的な音声信号成分に基づいて適格に変調可能とすることを目的とする。【構成】 フィルタ係数算出部302が、線形予測法によるスペクトル算出部301で算出される音声信号p(n) の振幅スペクトルから、ホルマントに対応する複数のピークの周波数とゲインを抽出し、複数組のフィルタ係数を算出する。それらはフィルタ係数記憶部303に保持される。そして、フィルタ係数記憶部303に保持されたフィルタ係数を用いて、複数のバンドパスフィルタ(BPF)304が構成され、これらのフィルタに楽音信号x(n) が入力される。各フィルタ出力Yj(n)(1≦j≦J)は累算部305で累算され、その累算出力がディジタル出力楽音信号z(n) として出力される。
請求項(抜粋):
音声信号からその声道スペクトルに対応する周波数強度包絡成分を算出するスペクトル算出手段と、該スペクトル算出手段により算出された前記周波数強度包絡成分から複数の有効なピークの周波数特性を算出するピーク算出手段と、該ピーク算出手段により算出された前記有効なピークの周波数特性に対応する伝達特性を有するフィルタ係数の組を、前記複数の有効なピークに対応して複数組算出するフィルタ係数算出手段と、該フィルタ係数算出手段によって算出された前記複数組のフィルタ係数を使用して、音響信号に対して、前記各フィルタ係数の組に対応する複数のフィルタリング処理を独立して実行するフィルタリング処理手段と、該フィルタリング処理手段によって実行される前記複数のフィルタリング処理手段の出力を累算し出力音響信号として出力する累算手段と、を有することを特徴とする音声制御音響変調装置。
IPC (3件):
G10H 1/00 ,  G10H 7/00 ,  G10L 9/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-044096
  • 特開昭63-091695

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