特許
J-GLOBAL ID:200903040925882663

光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140527
公開番号(公開出願番号):特開平9-320103
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 異なる基板厚みの光ディスクのどちらにも対応でき、同一のレンズでどちらか一方の光ディスクにおける情報の記録再生を可能とする光ピックアップ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 補償レンズ4は、集光レンズ6の光源側の面は、第1の基板厚みのディスクに収差無く集光できるような形状をしており、ディスク側の面は、第2の基板厚みのディスクに集光させる場合に発生する収差を補正できるような形状をしている。そして、集光レンズ6のディスク側の面と透明平板7との間には、両者に設けた透明電極10、配向膜11を介して液晶層8が設けられており、電極10に電圧を印加することにより液晶層8の配向状態を変化させることができる。
請求項(抜粋):
第1の厚みの光ディスクと第2の厚みの光ディスクとのどちらにも対応でき、どちらか一方の光ディスクに光ビームを集光して照射し、該光ディスクに情報を記録し、または記録した情報を再生する光ピックアップ装置において、該光ディスクに光ビームを集光して照射する手段が、透明平板と集光レンズとの間に液晶が設けられ、該透明平板と該集光レンズとの各々の液晶側に電極と配向膜とが後者を液晶側に配して形成されていると共に、該液晶が複屈折性を有し、その長軸または短軸のいずれかの屈折率を該集光レンズの屈折率と略一致するように設定され、かつ、該液晶が該配向膜の配向方向に配向している構成の補償レンズからなり、該集光レンズは、液晶と反対側の面が第1の厚みのディスクに収差なく集光できるよう設計され、該集光レンズの液晶側の面が第2の厚みのディスクに集光させる場合に発生する収差を補償できるような非球面形状を有する構成となっており、該液晶に与える電圧をオン・オフして液晶の配向状態を変化させることにより、該補償レンズを通過する光を第1の厚みのディスクに収差なく集光させ、または第2の厚みのディスクに収差なく集光させる状態にする光ピックアップ装置。
IPC (3件):
G11B 7/135 ,  G02B 3/14 ,  G02F 1/13 505
FI (3件):
G11B 7/135 Z ,  G02B 3/14 ,  G02F 1/13 505

前のページに戻る