特許
J-GLOBAL ID:200903040942529039

カドミウムとセレンを含有する廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-359786
公開番号(公開出願番号):特開2002-159978
出願日: 2000年11月27日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】【課題】 一括処理が困難であるカドミウムとセレンが共存する廃液から、一回の固液分離操作によりカドミウムとセレンを排水基準である0.1mg/L以下に処理すると共に、これらが処理汚泥から溶出しない技術を提供する。【解決手段】 pH9〜10においてフェライト化処理を行い、カドミウム及び他の重金属を安定化するとともに6価のセレンを4価に還元する第1の工程、第1の工程を経た処理液にpH9より低いpHで再度フェライト化反応もしくは鉄塩による鉄凝集沈殿反応を行いセレンを処理する第2の工程、及び第1の工程及び第2の工程において得られた不溶物を処理液から固液分離する第3の工程を含むこと特徴とする。
請求項(抜粋):
カドミウムとセレンを含有する廃液の処理方法であって、該廃液に2価鉄塩を添加してアルカリ性条件下にフェライト化反応を行いカドミウムを含む重金属類を安定化処理すると共に、少なくとも廃液中に含まれる6価セレンを4価に還元する第1の工程、前記第1の工程を経た処理液に2価鉄塩を添加して第1工程よりも低いpH条件下にフェライト化反応を行うことによってセレンを不溶化する第2の工程、及び第1の工程及び第2の工程において得られた不溶物を処理液から固液分離する第3の工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C02F 1/62 ,  C02F 1/58
FI (3件):
C02F 1/62 A ,  C02F 1/62 E ,  C02F 1/58 H
Fターム (7件):
4D038AA08 ,  4D038AB70 ,  4D038AB71 ,  4D038AB85 ,  4D038BA04 ,  4D038BB13 ,  4D038BB18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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