特許
J-GLOBAL ID:200903040945314017

リキッドタンク付コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077049
公開番号(公開出願番号):特開平11-270932
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 一方のヘッダパイプ27とリキッドタンク26との連結部30の幅を小さくし、コンデンサ25の小型化を図る。【解決手段】 一方のヘッダパイプ27及びリキッドタンク26を有する本体部分35を、1枚の金属板から形成する。そして、この本体部分35を、ヘッダパイプ部28と、連結部30と、リキッドタンク部29と、接合部37と、接続孔とから構成する。更に、上記連結部30を、上記金属板の一部を断面U字形に折り曲げて重ね合わせた1対の折り曲げ部31、31同士を互いに突き合わせる事により形成する。この結果、上記連結部30の幅を小さくできる為、コンデンサ25の小型化を図れる。
請求項(抜粋):
水平方向に間隔をあけて配置された左右1対のヘッダパイプと、それぞれが水平方向に亙って配置され、それぞれの両端部を上記各ヘッダパイプの内側に開口させた複数本の伝熱管と、上下に隣り合う伝熱管同士の間に設けられたフィンとを備えたコンデンサ、及び、上記1対のヘッダパイプのうちの一方のヘッダパイプに結合固定されたリキッドタンクから成り、このリキッドタンクの冷媒給排口と上記コンデンサを構成する上記一方のヘッダパイプの冷媒給排口とを互いに連通させたリキッドタンク付コンデンサに於いて、上記一方のヘッダパイプ及び上記リキッドタンクは、1枚の金属板の幅方向中央部を折り返してこの幅方向中央部の両端縁部同士を近接させる事により形成した筒状のヘッダパイプ部と、それぞれの一端縁をこのヘッダパイプ部を構成する上記金属板の幅方向両端縁に連続させ、この金属板の一部を断面U字形に折り曲げて重ね合わせた1対の折り曲げ部の折り返し部の外周縁同士を突き合わせて互いにろう付け接合する事により形成した連結部と、それぞれの一端縁をこの連結部を構成する上記1対の折り曲げ部の他端縁に連続させた状態でそれぞれ半筒状に折り曲げた1対の曲板部同士をこれら各曲板部の他端縁同士を突き合わせる事により形成した筒状のリキッドタンク部と、このリキッドタンク部を構成する上記1対の曲板部の幅方向他端縁同士を互いにろう付け接合した接合部と、上記ヘッダパイプ部の一部で上記連結部から外れた面に形成し、上記各伝熱管の一端部を挿入自在な複数個の接続孔と、上記連結部に設けて上記ヘッダパイプ部の内側と上記リキッドタンク部とを連通させる、リキッドタンク及びヘッダパイプの冷媒給排口である冷媒通路と、上記ヘッダパイプ部の軸方向両端開口部と上記リキッドタンク部の軸方向両端開口部とをそれぞれ気密且つ液密に塞ぐ複数の塞ぎ板とから成る事を特徴とするリキッドタンク付コンデンサ。
IPC (2件):
F25B 43/00 ,  F25B 39/04
FI (2件):
F25B 43/00 M ,  F25B 39/04 S

前のページに戻る