特許
J-GLOBAL ID:200903040946877040

含フッ素シラン化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-051416
公開番号(公開出願番号):特開平6-239872
出願日: 1993年02月17日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【構成】 本発明の含フッ素シラン化合物の製造方法は、含フッ素オレフィンとSiH 結合を有するクロロシランとの付加反応を行なうための反応容器として、予めアルカリ洗浄されたステンレス製容器を使用することを特徴とする。【効果】 含フッ素シラン化合物を、定量的収率にて製造することができるようになり、安定に目的量を確保することが出来るようになった。また反応温度は、アルカリ洗浄されていない反応容器を用いた場合より30〜50°C低く、しかも反応時間を2/3以下に短縮することも可能となり、経済的に極めて有利である。
請求項(抜粋):
下記式(1)または(2):【化1】【化2】〔式中、Rf1 は、一価の含フッ素有機基であり、Rf2 は、二価の含フッ素有機基であり、Xは、フッ素原子またはトリフロロメチル基である〕で表される含フッ素オレフィン化合物と、下記式(3):【化3】〔式中、nは1または2の整数である〕で表されるシラン化合物とを反応させて、下記式(4)または(5):【化4】【化5】〔式中、Rf1 、Rf2 、X及びnは、前記の通りである〕で表される含フッ素シラン化合物を製造する方法において、前記反応を、予めアルカリ洗浄され且つ乾燥された反応容器中で行なうことを特徴とする方法。

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