特許
J-GLOBAL ID:200903040947011151

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020549
公開番号(公開出願番号):特開平5-187288
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 排気還流機構並びに吸気弁および/または排気弁の弁作動特性変更機構を備えた内燃機関の各気筒の燃焼室に供給される混合気の空燃比をより正確に制御する。【構成】 吸気管付着燃料量TWP(N)の算出に用いる直接率(噴射された燃料のうち、燃焼室に吸入される燃料の割合)A及び持ち去り率(吸気管付着燃料のうち、燃焼室に持ち去られる燃料の割合)Bが、機関冷却水温度TW、吸気管内絶対圧PBA及び吸気弁のバルブタイミングに応じて設定されたマップを用いて算出される(S72,S77)。直接率A及び持ち去り率Bは機関回転数、吸気弁のバルブタイミング及び還流ガス量を示すパラメータ(KEGRN)に応じて補正され(S81)、補正された直接率Ae及び持ち去り率Beを用いて吸気管付着燃料量TWP(N)が算出される(図10)。燃料噴射量Toutは、TWP(N),Ae及びBeを用いて算出される(図9)。
請求項(抜粋):
排気ガスの吸気系への還流を制御する還流ガス制御弁を含む排気還流機構と、吸気弁および排気弁の少なくとも一方の作動状態を複数の作動状態に変更可能な動弁装置とを備えた内燃機関の制御装置であって、前記機関の回転数及び負荷状態に基づいて該機関に供給すべき燃料量を算出する供給燃料量算出手段と、前記機関の吸気管の壁面に付着する付着燃料量を予測する付着燃料量予測手段と、前記吸気管壁面に付着している燃料から前記機関の燃焼室に持ち去られる持ち去り燃料量を予測する持ち去り燃料量予測手段と、前記供給燃料量算出手段により算出された燃料量を、前記付着燃料量と持ち去り燃料量とに応じて補正する供給燃料量補正手段と、前記機関運転状態に基づいて還流ガス制御弁を制御することにより還流ガス量を制御する還流ガス量制御手段とを有する制御装置において、前記還流ガス量を算出する還流ガス量算出手段と、前記動弁装置により変更された前記吸気弁および排気弁の少なくとも一方の作動状態を検出する弁作動状態検出手段と、前記還流ガス量と、前記吸気弁および排気弁の少なくとも一方の作動状態とに基づいて前記付着燃料量および持ち去り燃料量を補正する予測燃料量補正手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 25/07 550
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-156909
  • 特開平2-299803

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