ヒートシール性艶消し二軸延伸ポリプロピレンフィルム

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：川北武長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-330813
公開番号（公開出願番号）：特開平5-162267
出願日： 1991年12月13日
公開日（公表日）： 1993年06月29日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】均一な粗面を有する艶消しフィルムを架橋物等の生成による加工時のトラブルを生じることなく、製造することができるヒートシール性艶消し二軸延伸ポリプロピレンフィルムを提供する。【構成】二軸延伸ポリプロピレンフィルムにおいて、特定のプロピレン共重合体,特定の低密度ポリエチレン,2種類の特定の高密度ポリエチレン,および特定の添加剤を、特定の配合割合で混合した組成物をポリプロピレンフィルムの少なくとも片面に積層することを特徴とする。

請求項（抜粋）：

二軸延伸ポリプロピレンフィルムにおいて、(A)プロピレン成分含有率が85〜95モル%であるプロピレン共重合体、(B)190°Cにおけるメルトインデックスが1g/10min 以下、密度が0.91〜0.93g/cm3 である低密度ポリエチレン、(C)190°Cにおけるメルトインデックスが0.05〜0.5g/10min 、Zー平均分子量と重量平均分子量の比が7以上、密度が0.94g/cm3 以上である高密度ポリエチレン、(D)190°Cにおけるメルトインデックスが0.01〜0.04g/10min、Zー平均分子量と重量平均分子量の比が7以上、密度が0.94g/cm3 以上である高密度ポリエチレンを下記に示す配合率で混合したポリマー混合物に、該ポリマー混合物100重量部に対して、フェノール系酸化防止剤0.05〜0.5重量部、脂肪酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩0.05〜0.5重量部を添加した組成物を、ポリプロピレンフィルムの少なくとも片面に積層したことを特徴とする、ヒートシール性艶消し二軸延伸ポリプロピレンフィルム。上記(A)、(B)、(C)、(D)の配合率(重量比):Wa/(Wa+Wb+Wc+Wd)=0.45〜0.65Wb/(Wb+Wc+Wd)=0.1〜0.3Wc/(Wc+Wd)=0.5〜0.8〔Wa:プロピレン共重合体(A)の配合量、Wb:低密度ポリエチレン(B)の配合量、Wc:高密度ポリエチレン(C)の配合量、Wd:高密度ポリエチレン(D)の配合量〕

IPC (10件)：

B32B 27/32 , B29C 55/12 , B32B 7/10 , C08K 3/20 KEB , C08K 3/32 KEE , C08K 5/09 KEP , C08K 5/13 KER , C08L 23/12 LCD , B29K 23:00 , B29L 9:00

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