特許
J-GLOBAL ID:200903040951433877

重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267434
公開番号(公開出願番号):特開平9-110942
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 得られる重合体が、狭い分子量分布、制御された分子量を有し、優れたカップリング性、高分子量、低ヒステリシスロス特性を示し、製造規模や原料の添加方法にかかわらず、安定した特性の重合体を製造する方法を提供する。【解決手段】 ブタジエンのような共役ジエン及びスチレンのようなビニル芳香族炭化水素の少なくとも1つのモノマーの重合方法において、モノマーの存在下で、重合系中に、第1にブチルリチウムのような有機リチウム化合物を添加し、次いで、第2に飽和型環状構造イミンのような二級アミン化合物を添加し、両化合物を接触させて生成する可溶性開始剤を用いて重合を行い、得られた高分子量の重合体を四塩化スズのようなカップリング剤により変性することを特徴とする。
請求項(抜粋):
炭化水素溶媒中で、リチウム系重合開始剤により共役ジエンモノマー及びビニル芳香族炭化水素モノマーから選ばれる少なくとも1つのモノマーの重合を行う重合体の製造方法において、該リチウム系重合開始剤は、重合系中に、少なくとも1つの該モノマーの存在下で、(1)第1に、有機リチウム化合物を添加し、次いで、(2)第2に、下記一般式(A)で表されるアミン化合物及び下記一般式(B)で表されるイミン化合物から選ばれる少なくとも1つの二級アミン化合物を添加し、この順で前記両化合物を添加、接触させて生成する可溶性重合開始剤であり、且つ、得られた重合体は高分子量体である、ことを特徴とする重合体の製造方法。【化1】(式中、R1 及びR2 は脂肪族、脂環族、芳香族の各炭化水素基から選ばれる炭素数1〜20の炭化水素基を表し、同一であっても異なっていてもよい。)【化2】〔式中、Xは次の構造基から選ばれ(X-I :(CR3 R4 )n からなる飽和型構造基、X-II :(CR5 R6 )m 及びNR7 若しくはOからなる飽和型構造基、 X-III:X-I、X-II構造基における炭素・炭素単結合の少なくとも一部を炭素・炭素二重結合とした分子構造の構造基)、ここで、R3 、R4 、R5 及びR6 は、水素又は、脂肪族、脂環族及び芳香族の各炭化水素基から選ばれる炭素数1〜10の炭化水素基を表し、また、R7 は、脂肪族、脂環族及び芳香族の各炭化水素基から選ばれる炭素数1〜10の炭化水素基を表し、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7 は同一であっても異なっていてもよい。nは3〜20の整数、mは2〜9の整数を表す。〕
IPC (4件):
C08F236/10 MPB ,  C08F236/10 MPC ,  C08F 8/42 MHV ,  C08F212/02
FI (4件):
C08F236/10 MPB ,  C08F236/10 MPC ,  C08F 8/42 MHV ,  C08F212/02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 重合体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-260229   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特開昭48-078291
  • 特公昭48-017674
審査官引用 (5件)
  • 重合体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-260229   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特開昭48-078291
  • 特開昭48-078291
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