特許
J-GLOBAL ID：200903040960366651
熱交換器
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-250073
公開番号（公開出願番号）：特開2001-074386
出願日： 1999年09月03日
公開日（公表日）： 2001年03月23日
要約：
【要約】【課題】 メタノール燃料電池電気自動車などに用いられ、熱交換部の外側をダクトにより密閉させて使用する熱交換器について、従来のダクト形成用枠に対する溶接やトーチろう付け等の加工を省略して、気密性に影響を与える枠の変形を防止する。熱交換器の気密性および熱交換性能を増大する。【解決手段】 ダクト形成用枠11としては、左右側壁部12,13 の配管用の貫通孔14,14 以外は密閉した構造となされ、熱交換部1 はダクト形成用枠11の中に嵌め入れる構造となされている。熱交換部1 に対する配管の取付けについては、熱交換部1 の流体導入ヘッダ4 と流体排出ヘッダ5 とに、予め雌ねじ筒21,22 が取り付けられていて、環状パッキン41,42 を具備したパイプ接続用筒状部材31,32 がダクト形成用枠11の左右側壁部12,13 の貫通孔14,14 より差し込まれて、それらの先端の雄ねじ部33,33 が雌ねじ筒21,22 にねじ込まれることにより、熱交換部1 の内外側が同時に密閉される。
請求項（抜粋）：
流体導入ヘッダ(4) および流体排出ヘッダ(5) 同士の間に並列状の偏平管(2) が渡し止められた熱交換部(1) と、これに嵌め合わせられた正面よりみて略方形のダクト形成用枠(11)とを備えている熱交換器エレメント(10)が所要数積重ね状に配置されて、隣り合う熱交換器エレメント(10)(10)のダクト形成用枠(11)(11)同士が接続されることにより、ガス流通ダクトが形成されている熱交換器であって、各熱交換器エレメント(10)の流体導入ヘッダ部(4) に第1雌ねじ筒(21)が、これの外端に設けられた鍔部(25)をヘッダ外に突出した状態に取り付けられ、各熱交換器エレメント(10)の流体排出用ヘッダ部(5) に第2雌ねじ筒(22)が、これの外端に設けられた鍔部(26)をヘッダ外に突出した状態に取り付けられ、各熱交換器エレメント(10)のダクト形成用枠(11)の左右側壁部(12)(13)に、第1雌ねじ筒(21)および第2雌ねじ筒(22)に対向するように貫通孔(14)(14)がそれぞれあけられるとともに、枠左右側壁部(12)(13)の内側縁部に切欠き(15)(16)がそれぞれ貫通孔(14)(14)と同レベルとなるように設けられ、各熱交換器エレメント(10)の熱交換部(1) がダクト形成用枠(11)に嵌め入れられて、枠左右側壁部(12)(13)内側縁部の切欠き(15)(16)に第1および第2雌ねじ筒(21)(22)の鍔部(25)(26)がそれぞれ嵌め込まれ、先端に雄ねじ部(33)を有する流体導入パイプ接続用第1筒状部材(31)の外周面に第1環状パッキン(41)が嵌め被せられられるとともに、雄ねじ部(33)の基部に第2環状パッキン(42)が嵌め被せられ、環状パッキン付き第1筒状部材(31)が、一方の枠側壁部(13)の貫通孔(14)に挿入されて、その先端の雄ねじ部(33)が流体導入ヘッダ部(4) の第1雌ねじ筒(21)にねじ込まれることにより、枠側壁部(13)の貫通孔(14)の内周面と第1筒状部材(31)の外周面との間が第1環状パッキン(41)によりシールされるとともに、第1雌ねじ筒(21)の鍔部(25)側の端部と第1筒状部材(31)との間が第2環状パッキン(42)によりシールされ、先端に雄ねじ部(33)を有する流体排出パイプ接続用第2筒状部材(32)の外周面に第1環状パッキン(41)が嵌め被せられられるとともに、雄ねじ部(33)の基部に第2環状パッキン(42)が嵌め被せられ、環状パッキン付き第2筒状部材(32)が、他方の枠側壁部(12)の貫通孔(14)に挿入されて、その先端の雄ねじ部(33)が流体排出ヘッダ部(5) の第2雌ねじ筒(22)にねじ込まれることにより、枠側壁部(12)の貫通孔(14)の内周面と第2筒状部材(32)の外周面との間が第1環状パッキン(41)によりシールされるとともに、第2雌ねじ筒(22)の鍔部(26)側の端部と第2筒状部材(32)との間が第2環状パッキン(42)によりシールされていることを特徴とする、熱交換器。
IPC (3件)：
F28F 9/00 331
, F28F 9/02 301
, F28F 9/26
F28F 9/00 331
, F28F 9/02 301 E
, F28F 9/26
3L065BA11
, 3L065FA15
, 3L065FA17
