特許
J-GLOBAL ID:200903040962764107

内包済み微小カプセルおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-306237
公開番号(公開出願番号):特開2000-225332
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 オルガノポリシロキサンを壁膜とする微小カプセルであって、カプセル内に内包されなかった芯物質の量を最小限にし、および使用時などにカプセル内からの芯物質の経時的な滲出が最小限であるようなカプセルおよびその製造方法を提供する。【解決手段】一般構造式 RnSi(OH)mY(4-m-n)で示される化合物群の中から選ばれる化合物を縮重合して合成したオルガノポリシロキサンを壁膜とし、かつ、芯物質に加水分解性のシランまたは加水分解性ポリシロキサンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物が添加されている、または形成された壁膜の表面が、加水分解性のシランまたは加水分解性ポリシロキサンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物の加水分解物で少なくとも1回処理されていることを特徴とする内包済み微小カプセル、およびその製造方法。
請求項(抜粋):
一般構造式(II)RnSi(OH)mY(4-m-n) (II)〔式中、mは1から4の整数、nは0から3の整数で、m+n≦4である。Rは炭素原子が珪素原子に直接結合する有機基であり、n個のRは同じでも異なっていてもよい。Yは、アルコキシ基、水素およびシロキシ基よりなる群から選ばれる基であり、(4-m-n)個のYは同じでも異なっていてもよい。〕で示される化合物群の中から選ばれる1種又は数種の化合物であって、?@その中の少なくとも1種の化合物はm=2または3であり、かつ?A少なくとも1種の化合物は連続相または分散相のうち少なくとも一方に親媒性であるRを少なくとも1個有する、もの(化合物(B))を縮重合して合成したオルガノポリシロキサンを壁膜とし、かつ、芯物質に加水分解性のシランまたは加水分解性ポリシロキサンからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物が添加されていることを特徴とする内包済み微小カプセル。
IPC (4件):
B01J 13/14 ,  B01J 13/20 ,  A61K 9/50 ,  C08L 83/04
FI (4件):
B01J 13/02 B ,  A61K 9/50 ,  C08L 83/04 ,  B01J 13/02 K

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