特許
J-GLOBAL ID:200903040964110007

感熱記録体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蓮見 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338927
公開番号(公開出願番号):特開平5-169828
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】高速記録適性および記録像の保存性に優れ、しかも白紙部の白色度の低下を来さず、安定して記録像を維持し得る青黒色ないし黒青色に発色する感熱記録体を提供する。【構成】塩基性染料として下記一般式〔化1〕で表されるフルオラン誘導体の少なくとも1種と、下記一般式〔化2〕で表されるアザフタリド誘導体の少なくとも1種を、アザフタリド誘導体がフルオラン誘導体の0.1〜5重量%となるように用いた感熱記録体である。【化1】【化2】
請求項(抜粋):
無色ないし淡色の塩基性染料と、該染料と接触して呈色し得る呈色剤を含有する感熱記録層を支持体上に設けた感熱記録体において、塩基性染料として下記一般式〔化1〕で表されるフルオラン誘導体の少なくとも1種と、下記一般式〔化2〕で表されるアザフタリド誘導体の少なくとも1種を、アザフタリド誘導体がフルオラン誘導体の0.1〜5重量%となるように含有せしめたことを特徴とする感熱記録体。【化1】〔式中、R1 〜R2 は各々アルキル基;不飽和アルキル基;シクロアルキル基;アリール基;アラルキル基;テトラヒドロフルフリル基又はこれらをさらにハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基で置換した基を示し、またR1 とR2 は互いに環を形成することもできる。R3 〜R4 は各々水素原子;アルキル基;ハロゲン原子又はアルコキシル基を示し、Tは水素原子;アルキル基又はハロゲン原子を示す。Pは水素原子;ハロゲン原子;アルキル基;アルコキシル基;ハロゲン化アルキル基;アルコキシカルボニル基又はジアルキルアミノ基を示し、nは1〜4の整数を示す。〕【化2】〔式中、R5 はアルキル基又はアルコキシアルキル基を示し、R6 はアルキル基又はハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基で置換されてもよいフェニル基を示し、R7 ,R8 は各々ハロゲン原子、アルコキシル基で置換されてもよいアルキル基;ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基で置換されてもよいアラルキル基;ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基で置換されてもよいフェニル基又はシクロアルキル基を示し、またR7 とR8 は互いに環を形成することもできる。Xは水素原子、アルキル基又はアルコキシル基を示し、A,Bはそれぞれ炭素原子又は窒素原子を示すが、少なくとも1個は窒素原子である。〕

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