特許
J-GLOBAL ID:200903040965196398

切込プリプレグ基材、積層基材、繊維強化プラスチック、および切込プリプレグ基材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-013484
公開番号(公開出願番号):特開2008-208343
出願日: 2008年01月24日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】良好な流動性、複雑な形状の成形追従性を有し、繊維強化プラスチックとした場合、構造材に適用可能な優れた力学物性、その低バラツキ性、優れた寸法安定性を発現するプリプレグ基材を提供する。【解決手段】プリプレグ基材は、一方向に引き揃えられた強化繊維と第1及び第2のマトリックス樹脂とからなり、その全面に強化繊維を横切る方向へ切り込みが複数設けられており、実質的にすべての強化繊維の前記切り込みにより分断され、その繊維長さLが10〜100mm、切込幅Wが1〜50mmの範囲内であり、繊維体積含有率Vfが45〜65%の範囲内であり、前記第1のマトリックス樹脂がマトリックス樹脂全体の90体積%以上を成し、前記第1のマトリックス樹脂より引張伸度の高い第2のマトリックス樹脂が、前記プリプレグ基材の少なくとも一方の表面上に、配置されている。【選択図】なし
請求項(抜粋):
一方向に引き揃えられた強化繊維と第1のマトリックス樹脂と第2のマトリックス樹脂とからなるプリプレグ基材であって、該プリプレグ基材の全面に強化繊維を横切る方向へ断続的な切り込みからなる列が複数列設けられており、実質的にすべての強化繊維が前記切り込みにより分断され、前記切り込みにより分断された強化繊維の繊維長さLが10〜100mm、切り込みを強化繊維の垂直方向に投影した投影長さWsが30μm〜50mmの範囲内であり、繊維体積含有率Vfが45〜65%の範囲内であり、前記第1のマトリックス樹脂がマトリックス樹脂全体の90体積%以上を成し、前記第1のマトリックス樹脂より引張伸度の高い第2のマトリックス樹脂が、前記プリプレグ基材の少なくとも一方の表面上に、プリプレグ基材厚みHに対して前記切り込みから繊維方向の両方向にH〜100H、切り込み投影長さWsに対して繊維直交方向に0.8Ws〜2Wsの範囲内に配置されている切込プリプレグ基材。
IPC (1件):
C08J 5/24
FI (1件):
C08J5/24
Fターム (15件):
4F072AA02 ,  4F072AA07 ,  4F072AB10 ,  4F072AB14 ,  4F072AB22 ,  4F072AD23 ,  4F072AD44 ,  4F072AG03 ,  4F072AH04 ,  4F072AH06 ,  4F072AH21 ,  4F072AJ04 ,  4F072AJ12 ,  4F072AL02 ,  4F072AL04
引用特許:
出願人引用 (2件)

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