特許
J-GLOBAL ID:200903040972891263

ネットワーク上における分散型非同期ワークフロー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328852
公開番号(公開出願番号):特開平9-265408
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 ネットワーク上で接続されているサーバおよびクライアントを通じて、ワークフローの実行するために必要なタスクを分散させることにより、ワークフローを自動化するシステムおよび方法を提供する。【解決手段】 全てのプログラム(ワークフローの実行を司どるルールを含む)を具体化するワークフロー・クーリエと、ワークフローの段階を完了するためにクライアントが必要とする様式とを用いる。実行可能なプログラムは、プラットフォームに依存しないジャバ言語で書かれているので、ジャバ・ブラウザをインストール済みのあらゆるコンピュータ上で実行可能である。各段階を実行した後、当該段階を実行したクライアントは、ワークフロー・クーリエを更新し、ワークフロー内の次のステップを実行することを許可された、対応するユーザを有するクライアントに、更新したワークフロー・クーリエを送信する。更新した状態情報は、ワークフローの受信側に、どの段階がまだ残っており完了すべきかを示す。
請求項(抜粋):
ネットワークに結合された少なくとも1つのサーバと少なくとも1つのクライアントとを含む前記ネットワークにおいて、前記少なくとも1つのサーバおよび前記少なくとも1つのクライアントの少なくとも部分集合の各々と対応付けられたコンピュータ読み取り可能なメモリであって、前記各コンピュータ読み取り可能メモリは、対応する数の前記部分集合に、ワークフローを構成する複数の段階の内少なくとも1段階を実行し、前記部分集合の他のメンバと協同するように指令することにより、前記ワークフローの前記全段階が前記メンバによって実行されるようにするものであり、前記コンピュータ読み取り可能なメモリの1つは、各々前記メンバの1つと対応付けられた許可された各実行者によって実行可能な、前記複数の段階の内少なくとも1つの実行によって、完了する1組のアクションの提示を表わすデータと、前記ワークフローにおいて実行された段階を示す状態データと、前記ネットワーク上に記憶されている実行可能なコード・フラグメントを指し示す少なくとも1つのコード・フラグメント参照を含むレジストリであって、前記実行可能なコード・フラグメントの各々は、前記メンバのいずれかにおいて実行可能であり、前記メンバの1つにおいて実行される際、前記実行可能コード・フラグメントの適切な部分集合が、前記1つのメンバに、前記実行者のアクション、前記データ状態および前記提示を表わすデータに基づいて前記ワークフローの適切な段階に関連するワークフローのタスクを実行するように指令し、次いで前記提示および前記状態データを更新して、前記適切な段階の実行を示すようにした前記レジストリと、から成ることを特徴とするコンピュータ読み取り可能メモリ。
IPC (2件):
G06F 9/46 360 ,  G06F 17/60
FI (2件):
G06F 9/46 360 B ,  G06F 15/21 Z

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