特許
J-GLOBAL ID:200903040978318638

複数のホログラフィック光学素子を含む高分散回折格子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  白江 克則 ,  吉田 裕
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-555189
公開番号(公開出願番号):特表2008-530613
出願日: 2006年02月09日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
ディクソン格子、及び少なくとも1つの他の体積位相格子(VPG)を含む、複数のホログラフィック光学素子(HOE)を有する回折格子。典型的な実施例では、このマルチHOE格子は、広い波長範囲にわたり、全ての偏光に関して、少なくとも実質的に一様な回折効率、且つ少なくとも実質的に同等の回折効率で大きな分散を実現するように実現される。ディクソン格子の体積位相媒質の屈折率変調は、好ましくは、マルチHOE格子の他のVPGそれぞれの空間周波数よりもかなりより大きい空間周波数を有する。マルチHOE格子の典型的な実施例は、高密度波長分割多重(DWDM)用途、及び大きな分散を必要とする他の用途で有用となるように、十分に小型サイズ、且つ(S偏光及びP偏光放射の両方で)大きな分散で、低コストで製造することができる。このマルチHOE格子は、透過型、又は反射型格子として実施できる。
請求項(抜粋):
少なくとも2つのホログラフィック光学素子を用いて、入射放射を大きな分散で回折するように構成されたマルチ素子回折格子において、該マルチ素子回折格子が、 前記ホログラフィック光学素子の1つであり、第1の空間周波数の屈折率変調を有するディクソン格子と、 少なくとも1つの追加の体積位相格子であって、各体積位相格子が前記ホログラフィック光学素子の他の1つである、体積位相格子とを含み、 前記ディクソン格子と、追加の各体積位相格子とが、前記放射が伝播し、前記ディクソン格子及び前記追加の各体積位相格子によって回折されるように互いに配置され、 前記追加の各体積位相格子が、前記第1の空間周波数よりもかなり小さな空間周波数の屈折率変調を有する、マルチ素子回折格子。
IPC (2件):
G02B 5/18 ,  G02B 5/32
FI (2件):
G02B5/18 ,  G02B5/32
Fターム (9件):
2H049AA02 ,  2H049AA25 ,  2H049AA51 ,  2H049AA59 ,  2H049AA64 ,  2H049CA08 ,  2H049CA09 ,  2H049CA15 ,  2H049CA23

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