特許
J-GLOBAL ID:200903040984968040

移動農機の速度検知手段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-144855
公開番号(公開出願番号):特開平5-312824
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】加速度センサを用いることにより、機体振動及びスリップの多い移動農機の走行速度を正確に測定する。【構成】加速度センサ10からの信号S0 は、機体振動に伴うノイズ分、機体の傾斜及びセンサの発熱等による時間に伴うドリフト等のノイズ分、及び、機体の進行方向の加速度信号を含んだものである。ローパスフィルタ232は、かかる信号S0 から、機体振動に伴うノイズ分を除去する。一方、ローパスフィルタ233は、かかる信号S0 から、機体振動に伴うノイズ分及び機体の進行方向の加速度を除去し、機体の傾斜及びドリフトに伴うノイズ分のみを抽出する。作動アンプ234は、ローパスフィルタ232を通過した信号S1 からローパスフィルタ233の信号S2 を減算する。したがって、機体振動及びドリフトに伴うノイズ分が除去され、機体の進行方向の加速度信号のみが抽出される。
請求項(抜粋):
機体の所定位置に配置されると共に機体の動きにより発生する機体の進行方向の加速度を検知する加速度検知手段と、該加速度検知手段の検知信号に基づき、機体の走行速度を演算する速度演算手段と、を備えてなる移動農機の速度検知手段であって、前記速度演算手段が、前記加速度検知手段の検知信号から高周波領域のノイズのみを除去する第1のローパスフィルタと、前記加速度検知手段の検知信号から低周波領域のノイズ分を除去する第2のローパスフィルタと、前記第1のローパスフィルタの出力信号から前記第2のローパスフィルタの出力信号を減算する第1の演算装置と、該第1の演算装置の出力信号を積分する第2の演算装置と、を備えたことを特徴とする移動農機の速度検知手段。
IPC (4件):
G01P 7/00 ,  A01C 11/02 320 ,  A01C 11/02 322 ,  G01D 3/04

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