特許
J-GLOBAL ID:200903040986228648

傾斜ころ軸受状構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148616
公開番号(公開出願番号):特開平6-074259
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 ころと保持器との間の発熱や焼け付きを防止する。【構成】 内外輪1、2の軌道面の端に円筒状のガイド面1b及び2bを設け、リテイナー12の案内脚12a、12bを支持案内する。リテイナーの中央リング部12cは、ころ3が上下方向に出入りできるように開口している。【効果】 内側回転体と外輪との間に大きなクラッチトルクがかかり、ころが中心軸方向において大径側に大きく移動するような場合でも、ころと保持器との間の接触位置がP点からP ́点に移動するだけで、相互に干渉することがなく、その間の発熱や焼け付きを防止することができる。
請求項(抜粋):
内側回転体の外表面と外輪の内表面との間で軌道を形成し、前記外表面及び前記内表面を前記内側回転体の中心軸を中心とする単葉回転双曲面とし、前記軌道面に線状に接触するように一定角度傾斜させて前記軌道の円周方向に複数個の円筒状のころを配設し、保持器の開口部により前記複数のころのそれぞれの間を間隔を隔てて保持する、傾斜ころ軸受状構造物において、前記外表面又は前記内表面は、前記軌道の一端側及び他端側に円筒状部分を備え、前記保持器は、前記一端側及び前記他端側の前記円筒状部分に支持される支持部と、前記ころの傾斜方向に傾斜し該ころが出入りできる断面積を持つ開口部を備え前記支持部に支持される円筒状部分と、を有する、ことを特徴とする傾斜ころ軸受状構造物。

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