特許
J-GLOBAL ID:200903040987104365

クラッチピストン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 久子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-164860
公開番号(公開出願番号):特開平9-014294
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 環状ピストンの曲げ剛性を向上させる。【構成】 クラッチドラム12の内径部に軸方向に移動可能にはめ合わされた環状ピストン14には、円周方向に所定間隔をあけた複数の位置に軸方向に突出して形成され、環状のスプリングリテーナ18に円周方向に所定間隔をあけて形成される複数の切欠部18aをそれぞれ挿通するピストン爪14bが設けられており、それぞれのピストン爪14bは、これらが前進することによりクラッチドラム12に設けられた多板クラッチ20を圧着可能である。環状ピストン14の互いに隣接するピストン爪14b間に形成されるスプリング座面14cと、スプリングリテーナ18との間には、環状ピストン14を常時後退方向に付勢するスプリング22が、ピストン爪14bと円周方向交互にそれぞれ1つずつ配置されるように設けられている。
請求項(抜粋):
クラッチドラム(12)に軸方向に移動可能に環状ピストン(14)がはめ合わされており、前記環状ピストン(14)には、これの円周方向に所定間隔をあけた複数の位置に軸方向に突出して形成され、環状のスプリングリテーナ(18)に円周方向に所定間隔をあけて形成される複数の切欠部(18a)をそれぞれ挿通するピストン爪(14b)が設けられており、それぞれの前記ピストン爪(14b)は、これらが前進することにより多板クラッチ(20)を圧着可能であり、前記環状ピストン(14)の互いに隣接する前記ピストン爪(14b)間に形成されるスプリング座面(14c)と、前記スプリングリテーナ(18)との間には、前記環状ピストン(14)を常時後退方向に付勢するスプリング(22)が設けられている、クラッチピストン装置において、前記ピストン爪(14b)と前記スプリング(22)は、円周方向交互にそれぞれ1つずつ配置されている、ことを特徴とするクラッチピストン装置。

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