特許
J-GLOBAL ID:200903040992165356

ネットワークシステムのコマンド転送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-149030
公開番号(公開出願番号):特開平5-342123
出願日: 1992年06月09日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 ネットワークシステムで、接続機種の違いを利用者に意識させずに、リモートシステムにコマンドを転送する。【構成】 ネットワークシステムを複数の計算機システムで構成する。各計算機システム内のコマンド解析処理部3は、コマンド名およびそのパラメタの解析を行う。システム決定処理部4は、コマンドのパラメタで指定された資源の所在やシステムの稼働状況やコマンドのサポート状況やシステムの性能によって、コマンドを実行させるシステムを決定する。リモートコマンド依頼処理部10は、転送先のシステムのコマンド形式に変換して、リモートシステムにコマンドを転送して、その結果を編集して端末に出力する。
請求項(抜粋):
複数の計算機システムで構成されたネットワークシステムのコマンド転送方式において、ネットワークシステム内の各計算機システムについての情報や各計算機システムが有する資源の情報を管理するディレクトリシステムを有し、ネットワークシステムを構成する計算機システムの1つであるシステムA内に、端末から利用者が指定したコマンドを受け付けるコマンド処理制御部と、前記コマンド処理制御部内にあって、コマンド名およびそのパラメタの解析を行うコマンド解析処理部と、コマンドのパラメタとして指定されたファイル,ライブラリ,データベース等の資源がどこに存在するかを、前記ディレクトリシステムに問い合わせて、コマンドを実行させる候補となるシステムを選出する内部のリソース確認処理部を用いることにより、前記ディレクトリシステムからの情報を元に、要求されたコマンドを実行させるシステムを決定する前記コマンド処理制御部内のシステム決定処理部と、前記システムAにサポートされているコマンドの集まりで、前記システム決定処理部が、指定のコマンドを自システムで実行することを決定した場合に、対応するコマンドが起動されるコマンド処理群Aと、前記システム決定処理部が、指定のコマンドをリモートシステムであるシステムBで実行することを決定した場合に、前記コマンド処理制御部から起動されるリモートコマンド依頼処理部と、リモートシステムとの間で通信プロトコルに従って通信データのやりとりを行う通信処理部Aと、前記リモートコマンド依頼処理部内にあって、前記コマンド処理制御部から依頼されたコマンドをリモートの前記システムBに送信することを前記通信処理部Aに依頼するコマンド送信処理部と、前記リモートコマンド依頼処理部内にあって、前記通信処理部Aから前記システムBでのコマンドの処理結果を受け取り、処理結果を前記端末に出力するコマンド処理結果受信処理部と、を有するとともに、ネットワークシステムを構成する計算機システムの他の1つである前記システムB内に、リモートシステムとの間で通信プロトコルに従って通信データのやりとりを行う通信処理部Bと、あるリモートシステムである前記システムAから依頼されたコマンドの要求を、前記通信処理部Bを通して受け付けるリモートコマンド受付処理制御部と、前記システムBでサポートされているコマンドの集まりで、コマンドの処理が依頼された場合に起動され、指定の処理をそれぞれ行うコマンド処理群Bと、前記リモートコマンド受付処理制御部内にあって、前記コマンド処理群Bのうち、依頼されたコマンドに対応するコマンド処理を起動するコマンド起動部と、同じく、前記リモートコマンド受付処理制御部内にあって、前記コマンド処理群Bからコマンドの処理結果を受け取り、前記通信処理部Bを通して、要求のあった元のシステムである前記システムAに結果を転送するコマンド処理結果転送処理部と、を有することを特徴とするネットワークシステムのコマンド転送方式。
IPC (2件):
G06F 13/00 351 ,  G06F 15/16 370

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