特許
J-GLOBAL ID:200903040994447650

ビタビ復号方法及びビタビ復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-219873
公開番号(公開出願番号):特開平8-084082
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、従来の装置に比して、より高速動作が可能なビタビ復号方法及びビタビ復号装置を提供する。【構成】 ブランチメトリック計算部10は、N標本点離れた始点と終点間における隣接した標本点のM個の状態とM個の状態をそれぞれ連結するブランチのブランチメトリックを算出する。ACS回路20は、ブランチメトリックを加算して、部分パスのメトリックを求め、メトリックが最も高い部分パスを検出する。ACS回路40は、部分パスのメトリックと、パスメモリ60からのステートメトリックとを加算して、パスのステートメトリックを求め、ステートメトリックが最も高いパスを検出する。ステートメトリック記憶部50は、ステートメトリックを記憶した後、N標本点後にACS回路40に供給する。パスメモリ60は、検出された部分パス、パスの情報に基づいて復号データを出力する。
請求項(抜粋):
ビタビ復号の系を表現するM(M>1:整数)個の状態の時間的な推移を表すトレリス線図において、始点のM個の状態のうちの1つの状態と、上記始点からN(N>1:整数)標本点離れた終点のM個の状態のうちの1つの状態とをそれぞれ連結する複数の部分的なパスの尤度を算出すると共に、該各部分的なパスの尤度に基づいて、尤度が最も高い部分的なパスを検出する処理を、上記始点と終点の全て状態のM×M個の組合せで繰り返す第1の工程と、上記始点のそれぞれの状態に到るM個のパスの尤度と、上記第1の工程で検出されたM×M個の部分的なパスの尤度とを対応する始点の状態毎に加算して、上記終点のそれぞれの状態に到るM×M個のパスの尤度を求めると共に、該各パスの尤度に基づいて、尤度が最も高いパスを上記終点のM個の状態毎に検出する第2の工程と、該第2の工程で検出されたM個のパスの尤度を記憶すると共に、該記憶した各パスの尤度を、N標本点後に上記始点のそれぞれの状態に到るM個のパスの尤度とする第3の工程を有することを特徴とするビタビ復号方法。
IPC (2件):
H03M 13/12 ,  H04L 25/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-178020
  • 特公平1-044056

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