特許
J-GLOBAL ID:200903040995721004

マックスワン静脈注入用ウォーマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 青山 葆 ,  河宮 治 ,  鮫島 睦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-522966
公開番号(公開出願番号):特表2004-524056
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
再使用可能な加熱デバイスは、垂直に配置されるケーシングを有して成り、ケーシングには、回路要素受容チャンバー、フロント側開口部を有するヒーター受容チャンバー、ヒーター受容チャンバーのフロント側開口部を少なくともカバーするための蓋部、ヒーター受容チャンバーに配置されるヒーター、回路要素受容チャンバーに配置される電気回路手段が含まれる。ヒーターには、フロント側開口部と同延し、フロント側開口部に配置されるヒーター・セグメント、バック面に取り付けられる電気加熱要素、およびヒーター・セグメントのカーバー・ユニットが含まれる。ヒーター・セグメントは、そのフロント側にU形状チャンネルを有しており、その中でディスポーザブルなセル状パウチが受容される。そして、加熱される点滴液体は、ディスポーザブルなセル状パウチを通るように流れる。電気回路手段は、第1温度制御サーミスターおよび第2温度制御サーミスターを含む。第1サーミスターによって、ヒーター・セグメントを通過した後の点滴流体の温度が検出され、点滴液体を所定温度にまで加熱すべくヒーターにエネルギーが断続的に与えられる。点滴液体の過剰な流れに起因して電気加熱要素が所定温度を超えて加熱され、第1サーミスターによるヒーターの制御がオーバーライドすると電気回路手段の電源を切るようにするため、第2サーミスターが電気加熱要素に供される。これによって、流体の流れを止めることなく、ヒーターがオフになった状態で流体が流れ続けることになる。
請求項(抜粋):
デバイスの使用中においてケーシングを垂直に支持するために、一端に懸架手段を有するケーシングを有して成る点滴用加熱デバイスであって、 該ケーシングは、回路要素受容チャンバー、ディスポーザブルなセル状パウチを取り付けるためのフロント側開口部を有するヒーター受容チャンバー、ヒーター受容チャンバーの該フロント側開口部を少なくともカバーするための蓋部、および該ヒーター受容チャンバーに配置されるヒーターを含んでおり、 該ヒーターは、該フロント側開口部と同延し、該フロント側開口部内に配置されて、そこを装填し、ヒーター・セグメントを加熱するために、電気加熱要素がヒーター・セグメントのバック側およびフロント側に取り付けられており、 液体を中に有するディスポーザブルなセル状パウチを受容するために、該ヒーター・セグメントの表側および裏側にはU形状チャンネルが供され、加熱される点滴液体がU形状チャンネルを流れるようになっており、また 該蓋部は、その閉じた状態において、該U形状チャンネルおよびその中に受容される供給チューブをカバーするように配置されており、また 該溝部(U形状チャンネル)は、左湾曲部および右湾曲部を有し、ヒーター・セグメントの上方部から下方部へと延在しており、ディスポーザブルなセル状パウチの液体供給中の点滴液体が、加熱されるのに十分な期間、左湾曲部と右湾曲部との間にて保持されることになり、更に 該回路要素受容チャンバー内には電気回路手段が配置されており、該電気回路手段が、第1温度制御サーミスターおよび第2温度制御サーミスターを含み、第1サーミスターによって、ヒーター・セグメントの溝部を通過した後の点滴液体の温度が検出され、ディスポーザブルなチューブ状ホルダー/チャンネルを流れる点滴液体を所定温度にまで加熱すべく加熱要素に断続的にエネルギーを与えるように該回路手段が作動し、また、点滴液体の過剰な流れに起因して電気加熱要素が所定の温度を超えて加熱されて第1サーミスターによる加熱要素の制御がオーバーライドすると、電気回路手段の電源を切るようにするため、第2サーミスターが電気加熱要素に供されており、このようにして、点滴流体の流れを止めることなく、加熱されずに点滴流体が流れ続ける点滴用加熱デバイス。
IPC (1件):
A61M5/44
FI (2件):
A61M5/14 467B ,  A61M5/14 467H
Fターム (6件):
4C066AA07 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066LL02 ,  4C066LL04 ,  4C066LL05

前のページに戻る