特許
J-GLOBAL ID:200903040997921396
適応最尤系列推定器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-264566
公開番号(公開出願番号):特開平5-110617
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 広い範囲の周波数オフセットにわたって位相変動量を補償する。【構成】 受信信号Yn の位相を回転させて該受信信号の位相変動を補償する位相回転部40と、ビタビ・アルゴリズム処理部60と、伝送路のインパルス応答を推定する伝送路推定部70と、位相を推定してその位相推定値を位相回転部40に与える位相推定部80Aとを備えた適応最尤系列推定器において、位相推定部80A及び位相回転部40により、位相変動量の補償を行う。この際、ループフィルタ82A内に積分手段90を設け、2次の位相同期ループを用いて周波数オフセットや位相ジッタによる位相変動の補償を行い、周波数オフセットによる定常的な位相回転を補償する。従って、広い範囲の周波数オフセットにわたって少ない誤り率で、送信シンボルの推定が行える。
請求項(抜粋):
位相推定値に基づき受信信号の位相を回転させて該受信信号の位相変動を補償する位相回転部と、前記補償後の受信信号を入力し、伝送路のインパルス応答推定値に基づきビタビ・アルゴリズムに従って送信シンボルの推定を行い、推定送信シンボル系列を出力するビタビ・アルゴリズム処理部と、前記推定送信シンボル系列と前記伝送路のインパルス応答推定値とから受信信号の推定値を算出する受信信号再生手段を有し、前記補償後の受信信号から該受信信号の推定値を差し引いて推定誤差を算出し、該推定誤差及び前記推定送信シンボル系列に基づき、適応アルゴリズムに従い伝送路のインパルス応答を更新して新しい前記伝送路のインパルス応答推定値を前記ビタビ・アルゴリズム処理部及び受信信号再生手段に与える伝送路推定部と、前記補償後の受信信号及び前記推定誤差を用いて位相誤差を検出し、該位相誤差を位相修正値として位相推定値に加えて新しい前記位相推定値を前記位相回転部に与える位相推定部とを、備えた適応最尤系列推定器において、前記位相誤差を積分する積分手段と、前記積分手段の出力を前記位相誤差に加えて前記位相修正値を生成する加算手段とを、設けたことを特徴とする適応最尤系列推定器。
IPC (2件):
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