特許
J-GLOBAL ID:200903040999789673

光導波型シンチレータとシンチレーション検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049283
公開番号(公開出願番号):特開平6-258446
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】シンチレータを光導波型として、小型高感度で外部からのノイズ、磁場の設置環境に影響を受け難く、広範囲での放射線分布計測システムの構築と、温度依存性により温度情報と自己補償が可能な光導波型シンチレータとシンチレーション検出器を提供する。【構成】波長シフタを添加した内部導波路コア部12と、この内部導波路コア部12の周囲を内部導波路クラッド部13で囲い、外側にシンチレータ部14を設けて外周を反射膜15で覆うと共に、前記内部導波路コア部12および内部導波路クラッド部13の両端に接続する光ファイバケーブル7と光の出入りと透過を可能とした光導波型シンチレータ11。また光導波型シンチレータ11からの出力を光-電気変換素子3および前置増幅器4を介して放射線のエネルギー、入射数、線種等の情報を得る放射線測定回路系と、光導波型シンチレータ11の温度特性から温度情報を得る温度測定回路系および、この温度情報により前記放射線測定回路系に対して温度補償をする補償回路28を設けたシンチレーション検出器24。
請求項(抜粋):
シンチレーション光を吸収して異なる波長の光を再放出する波長シフタを添加した内部導波路コア部とこの周囲を内部導波路クラッド部で囲い外側に放射線の入射により光を発するシンチレータ部を設けて外周をシンチレーション光の反射手段で覆うと共に前記内部導波路コア部および内部導波路クラッド部の両端に接続する外部導波路と光の出入りを可能としたことを特徴とする光導波型シンチレータ。

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